教室での最近の話題はもっぱらこういうことだ。
- 最近とみにパソコンの立ち上がりが遅い
- 動きが重い
- よくフリーズする(98SE・ME)
- HDDのアクセスランプの点滅が長くてイライラする
そこで解決策としてまずメモリの増設を考えようと提案している。さくさく動く快適なパソコンに変身することは間違いない。おそらく買ったときそのままの状態で今も使いこなしているという方がほとんどだろう。値段もこなれているし、考えてみられてはいかがだろう。
まず自分のメモリの使用状況を調べてみよう。あらかじめ自分のいつも使うソフトを立ち上げておく。XPでは「タスクマネージャ」の「パフォーマンス」で一目瞭然だ。キーボードからCTRL+SHIFT+ESCで一発で行ける。PF(ページファイル)使用量が現在消費しているメモリ、物理メモリの合計の右が搭載メモリだ。
「あれ~っ、ぼくのは512MBのはずなのに…?」
その説明は省くとして(^^ゞ、PF使用量が搭載メモリの量より大きければ、メモリで処理できないデータが代替装置であるハードディスクに分担させようとするのだ。つまり電気的に超特急で処理するメモリから、鈍行列車のようなHDDに受け継がせようとするのでパソコン全体の処理も遅くなる。
コミットチャージの合計から物理メモリの合計の数値を引き算した数字が不足分だ。また、コミットチャージの最大値はパソコンを起動してからPF使用量が最大となった値で、この数字以上がパソコンが要求するメモリと考えてよい。あなたのパソコンはいかがだろう。
Windows XPが出荷され始めた頃の機種、メモリの搭載量を見るとほとんどが256MBであることが多い。ある雑誌の調査によると、Windowsを立ち上げるだけで150MB程度のメモリを消費しており、さらに、ウィルス対策ソフトが常駐すると50MBほどを食ってしまう(合わせて200MB)。それにワードやエクセルを起動すれば約10~30MBを消費する。これでは256MB程度のパソコンでは堪ったものではない。HDDにスワッピングをしようとする。レスポンスが落ちるのはすぐだ。もちろんXPではないパソコンはメモリ増設は必須だ。
ちなみに教室のメインマシンはXPで512MBを搭載しているのだが、起動直後、254MBも消費していた。もちろんどのソフトも立ち上げない状態でだ。プロセス数(Windowsと常駐ソフトなど)が35程度あるからだが。
では、メモリ増設はどうしたらよいのか? まず自分のパソコンの機種・品番を調べ、BUFFALOの一発検索で対応メモリを探してみよう。後は財布と相談だ。
取り付けに関しては慎重を要する。だが、サポーターの存在は、あなたならとっくにご存知のはず。
そろそろ入梅だろうか。久しぶりに志摩の釣りばっかじゃない日誌のmogeさんとゆっくり話す機会を得た。先日、大きな釣果のお裾分けに預かったばかりだが、HP作成・更新の仕事で超多忙なのだそうだ。しかし、釣りには行ける。ナイスなライフ・スタイルだ。今日のBGMはドリー・パートンの「アップル・ジャック」。ブルーグラッサーもカバーすることが多い名曲だ。