
海軍道路を歩いていると西側の下の方に上瀬谷の畑地帯がある。
その手前の木に白い花がいっぱい咲いているように見える。

下りて見に行くとトウネズミモチ(モクセイ科)だった。
仲間のネズミモチが咲いてトンボエダシャクが来ているのを見たのは5月下旬だった。
花期が1ヶ月ほど違うのが分かった。
このあたりではネズミモチの木よりトウネズミモチの方が圧倒的に多い。

花はネズモチと同じく合弁花で花被片は4裂している。
雄しべが2本で雌しべが1個というのもネズミモチと同じだ。
ただ花筒が短いので小さく見える。

畑の方へ行って歩いていると、さーっと飛んできて葉の上に止まったのがいる。キイロサナエだ。
ときどき飛び立ってはまた別のところに止まる。
飛び立つのは来た近くに来たモンシロチョウを追いかけるためだ。

しかし、なかなか成功しないで、変なところに止まったりしている。

足元を見るとトノサマバッタがいた。何か葉っぱを食べているようだ。

トノサマバッタは跳ぶだけでなく翅でかなりの距離を飛ぶので、思わず変なところに止まることもある。