
江の島には江島神社のほかに兒玉神社がある。
台湾総督や日露戦争時に満州軍総参謀長などを務めた児玉源太郎を祭神としている。
現在、神楽殿は老境羽化が進んだため修復工事中だそうだ
参道入り口の脇に白い花が咲いていた。

鳥居側から中津宮の参道方向を見る。
ずいぶん大きな葉っぱだ。ヤツデに少し似ているが何だろう。

家に帰ってからもしばらく花の名前が分からなかったが、
花期が12月ごろ、葉の特徴、花序の様子などから、やっとカミヤツデ(ウコギ科)にたどりついた。

ヤツデと違ってカミヤツデは花弁が4枚で雄しべも4本のようだ。

こちらの花序では柱頭が二裂した雌しべが目立つ。
ヤツデと同じように雄性先熟らしい。
花の名前が分かったので、いつか花の時期にゆっくり観察しに来よう。

木肌の様子も面白い。どの株でもこうなのだろうか。