震災・世界情勢

日本の国債が格落ちしたニュースがあった。そして格付け会社は更に弱含みにすると言っている。
これは日本だけの話しだといいのだが、アメリカ国債が格落ちしそうだ。それはアメリカ議会共和党が国債発行をこれ以上認めないとしてるからだ。もしかすると夏にはアメリカの行政がストップするかもしれない。そうなると格落ちは決定になる。
この状態は、日本の政治状況に似ている。それより厄介なのは共和党がアメリカ国内しか考えていない事だ。
もしそうなったら何が起きるのだろう。とりあえず為替操作を繰り返した結果の、日本保有のアメリカ国債での資産が、落ちることは確実。
EUの問題もくすぶり続けている。そこに中国株式の問題が浮上。ただでさえ土地バブルの観測があるのにこれは痛い。
かなり重要なのは、穀物相場の高止まり。これが原因で北アフリカの春が訪れたと言われている。あの地域ですら食物不足になっているということ。
当然エネルギー問題も浮上。福島の事件だけではない。
これらがどう影響するだろうか。これらが一気に起きるグレート・リセッションが起きないように世界はがんばっているが、恐ろしい綱渡りになっている。
最悪の事態が起きた場合、不景気より日本の年金が破綻するのは目に見えている。
私にはアメリカの共和党と、日本の自民党が同じ間違いをしそうで怖い。
復興そのものが怪しくなる。

災害・暴動２

さてつまらない事を書いたら、ダイヤモンドオンラインに面白いインタビューがあった。
http://diamond.jp/articles/-/12839
日本でも「災害ユートピア」というタイトルで発売されている。
大災害時に人が助け合うのは、どうも普遍的なことらしい。とすると、海外の報道は彼らのある一面を表していただけだったのかもしれない。
もしかすると給水車や、スーパーにできた行列をみて言葉を膨らませただけかもしれない。確かに辛抱強くみんな並んでいた。とはいえ家族で何件かのスーパに分散して並んで効率よく買い物をしている賢い人もいたが。
とりあえずアマゾンに注文してみた。マーケットプレイスでなんか高値がついているのが不思議な本だ。
写真は３月１２日の近所のスーパー。