鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.391 (文科省委託事業実地調査)

2014-09-19 11:31:12 | 日記
日本医師会は、文部科学省の「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進事業」のひとつとしての「診療所・中小病院で働く医療者の”多職種連携力”を高めるプログラム開発」事業を受託したそうです。

ついては、日本医師会から鶴岡地区医師会地域連携室「ほたる」へ、調査協力依頼があり、9月17日(水)13:30~、日本医師会および調査委託先の㈱ノトコードから3名がお見えになり、私とほたる3名で対応しました。

地域医療体制の機能分化・連携・地域包括ケアシステムの構築を進める上で、医療と介護を含む多職種連携は不可欠であり、そのコーディネート力が求められています。しかし、そのための教育・研修の機会がほとんどないという現状もあり、診療所や中小病院の医療人材の「多職種連携、他施設・事業者との連携」の力を高める取り組みを推進するというのが本事業の趣旨のようです。

ヒアリングでは、「ほたる」の設立趣旨・経緯、連携を円滑に進めるための工夫、行政・地域のさまざまな機関・施設との連携・コミュニケーション、連携の課題、研修や研修支援活動、Net4U、Note4Uなど、われわれがここ10数年実践してきたことについて、3時間近く話をしました。

鶴岡がどうして全国的にも注目される地域に成長できたのか?
地域性、医師会主導、人材、地域外からの助言・介入、Net4UやOPTIMなど国の事業の受託など多々挙げられますが、偶然も含めてさまざまな要因が良い方向に作用したのでしょう。

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