日本在宅医学会もりおか大会
日時:平成27年4月25日ー26日
会場:マリオス 盛岡地域交流センター アイーナいわて県民情報交流センター
大会長:木村幸博(もりおか往診クリニック)











在宅医療に関しては門外漢ですが、チームもりおかのIさんからの依頼で座長を務めることになり、参加してきました。今大会ではシンポジウムなどのプログラム数は約60、ポスター掲示は275枚だったそうで、アイーナの会場で行われたセッションはどこも満席に近い状態で立ち見が出るほどの盛況でした。時代の流れは、病院中心の医療から在宅医療を含む多職種協働による地域包括ケアシステムの構築へと大きく変わっていることを実感しました。
私が座長を担当したポスターセッションのテーマは「連携・多職種協働」でしたが、在宅での独居高齢者における食事支援、眠剤を乱用する高齢女性患者にプラセボを使用し奏効した事例、リハ士会の設立の経緯と意義、急性期病院と介護事業所との対話の場づづくり、訪問診療導入シートの効果と改善点、多様な介護サービス事業所を運営する法人での質向上を向けた取り組みでしたが、それぞれ興味深い発表で私自身の勉強にもなりました。
鶴岡でも多くの取り組みを行っているわけですので、このような学会に積極的に参加しまた報告することで、更なる成長を期待したいと思いました。