新川地区に、来年度からNet4Uが導入されるとのことで、セキュリティー研修を含むキックオフ的な研修会で講演してきました。
講演では、最近経験したかなり進行した若年性アルツハイマー病の患者さんのNet4U活用事例を中心に実践的な話をしてきました。この事例は、病院(主治医、認知症認定看護師、リハ職、連携室)、診療所(在宅主治医、看護師)、ふきのとう(ケアマネジャー)、ハローナース(訪問看護師)、薬剤師が、所見、処方のみならず、各種書類、写真、動画などを共有し、緊密な連携のもと患者さんを支えています。さらに、本事例では家族参加型システム「Note4U」も活用されており、家族支援としてのNote4Uの活用紹介にもなりました。
Net4Uの立ち上げに多少なりとも貢献できたのであれば嬉しく思いますし、新川地区でのNet4Uが活発に利用されることを願っております。
なお、新川地区では在宅医療における多職種連携にマイクロソフト社の連携ツールを使っていたと経緯があり、今回県の補助金事業を活用しNet4U導入に至ったようです。
*新川地区とは、魚津市、黒部市、下新川郡入善町・朝日町の4市町のことを指します。