3月2日、姫路市医師会で行われた第2回ICT研修会で、ストローハット社の鈴木社長、新潟の斎川さんと共に、Net4Uを中心とした話をさせて頂きました。姫路市でもICTネットワーク構築を検討してきたが、なかなか実現に至らないなか、先駆的に取り組んでいる鶴岡、新潟の話を参考にしたいとうのが趣旨だったと思います。
鶴岡のICT化の歴史は偶発的なことが多く、あまり参考にはならないかもしれませんが、それなりに王道を歩んできたと自負しています。姫路市医師会のICT普及に少しでもお役にたてたのであれば幸いです。
以下、ストローハット社鈴木社長のSNSへの投稿を引用します。ベンダーとしての矜持が語られています。
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土曜日は姫路市にお伺いして、日本一美味しい立ち食いそばを食べに、ではなく、「姫路市医師会第2回ICT研修会」にてお話をさせていただきました。
鶴岡の三原先生、新潟の斎川さんと私。3人の異なる視点から、医療介護連携システムをどうやって動かし続けていくかという、同じお話をしたのではないかと思います。三原先生からは実際に使う立場、導入を進めてきた医師会の立場としての総括的なお話を、斎川さんからは導入時、導入後の運営を地域の中で支えていく事務局の立場から、政策的背景や具体的に取り組んでいる内容とノウハウをお話しいただいたように思います。鈴木からは医療介護連携システムの現状についての実態や、ICT事業者も医療介護連携のアクターの一人であり現場や事務局を支える役割があるのだということをお話しさせていただきました。
医療介護連携システムは最高に素晴らしいもので、負担や手間が軽減され、多くのメリットが得られ、何もかもがハッピーになるという営業ができるのは、入れっぱなしでいなくなるベンダーだけです。医療と介護の連携自体まだまだこれからだよね、大変なこといっぱいあるよね。だからICTを使ってもらうことも同様に大変なのです。でも未来のために必要な事だからやるのだという矜持や、入れた後の苦労を地元だけが抱えるのではなくICT事業者も一緒に汗かいて行ける仲間なんだということ。最近鈴木が伝えたいことは、一貫してそういうことなのであります。
鶴岡市も新潟市も同じ構造にありますが、体力ある医師会が行政からの委託を受け、ある程度の人員体制を確保して在宅医療・介護連携推進事業の現場を担っている地域は、医療介護連携システムを持続的に運営することが可能なポテンシャルを有していると思います。威風堂々とした医師会館をみたとき、ここにはそれがあるということを実感しました。
姫路市の皆様、大変お世話になりました。楽しかったです。姫路市における医療介護連携の更なる前進にお力添えできたようであれば幸いです。
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初めてお目にかかる姫路城!
その美しさに圧倒されました。