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鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

鶴岡地区医療情報ネットワーク協議会

2014-02-07 09:46:11 | 日記
2月6日 19:00~ 鶴岡地区医師会会議室

1、開会

2、会長あいさつ
 ちょうかいネットは4年目を向かえる
 過去数か月の実績をみると、月当たり酒田で250~260、鶴岡で80前後の新規登録があり、順調に運用されている。一方で、登録数を競っても仕方がない。IT化、ネットワーク化は、その普及自体が目的ではない。ネットワークがどれだけ利用され、地域の医療~介護の質向上に寄与しているかが大事。今後は、ネットワークを活用することの成果を評価することが必要だと思っている。また、利用を広げていくためには、住民への周知活動も大事であり、住民が、医療機関へ働きかける、効果は大きいと思っている。

3、報告
1)平成25年度運用状況報告(鶴岡地区)
 医師会登録分
  件数:467 荘内病院との共有:402、日本海総合病院との共有:57
 新規に患者を登録した医療機関数:17 (参加施設:31)
 荘内病院登録分
  件数:772件、日本海病院との連携:93件、荘内病院からの連携数:30
 地域連携パスでの利用数
  全体で 195件 (脳パス:135、大腿骨60)
  病院別では、湯田川:121(脳:88、骨:33)、協立:74(脳:47、骨:27)
2)委員会報告
 第1回地域連携検討委員会
 第1回システム検討委員会

協議

1、介護福祉施設への開示について
 26年3月~9月、 3つのケアプランセンターを対象に試験的に開示
 結果を地域連携検討委員会で評価
 結果をみたうえで、希望する施設へ協議会で承認後開示する
 開示の際は運用規定およびセキュリティ上の注意を指導する、
 以上を承認 

2、地域普及活動について
 1)ポスター配布、掲示
 2)各団体への文書での周知
 3)セキュリティーを含めて研修会の開催、各種会議でのPR
 以上を承認

3、庄内地域医療情報ネットワーク研究大会
 2月23日 15:00~ ホテルリッチ&ガーデン酒田
 鶴岡地区からの事例発表
  1)「救急での活用」荘内病院 佐藤 和彦氏
  2)「ちょうかいネットとNet4Uの活用」湯田川温泉リハ病院 武田氏
  3)「ケアマネとしてのNet4U活用術」 報告支援センターあさひ 小野寺氏
 交流会も予定

26年度(予定)
 グランド・エルサン 11月7日
 講演   1名
 事例発表 4名(庄内地区)
 費用負担:山形県補助金

その他、
 山形県医師会会報誌への県内のネットワークの活用状況を連載することになった
 庄内の分担は3回、1回目は酒田、2回目を鶴岡が担当する予定
  
 庄内余目病院、今年度中に開示病院となる予定

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次世代と考える「老い方」「最期の過ごし方」に対する市民への意識向上への対策:中間報告

2014-02-04 10:26:45 | 日記


昨日(2月3日)は、東北公益文科大学 酒田キャンパスで行われた、表記の報告会に参加してきました。

この企画は、高齢社会を若い人にも考えてもらおう、という目的で山形県在宅医療推進事業と一環として、庄内地域医療連携の会と東北公益文科大学とのコラボで実現したものです。

今まで、公益文科大学生に10回の講座を実施、今回は、その中間報告として3グループが、「老い方」「最期の過ごし方」に関する市民啓発のための企画・アイディアを発表し合い、フロアを交えてディスカッションを行いました。

なお、参加者は、東北公益文科大学の先生、学生、老人施設、医師会などから50-60名程度だったのではと思います。

以下、各グループからの発表要旨

・Aグループ (特講野郎aチーム)
 家族で介護運動会 ~上手にできるかな介護体験~
 
 運動会を利用し、親子で介護を疑似体験することで、
 高齢者、介護の大変さを知ってもらう

・Bグループ(公益大びぃちーむ)
 教活インターンシップ ~家族の明るい未来 → 地域~

 事前授業、インターンシップ(職場体験)、事後授業、報告という
 一連の学習を通して、終末期を考える機会をつくる。

・Cグループ(特別講座Cグループ)
 Careクッキング ~家族と介護~

 20-30歳台から20名程度を募集し、5人程度のグループで介護食をつくり
 介護や家族を考える機会をつくる。

その後、松田保健所長から「このようなアイディアは従来のしくみのなかでは出て来ない。一般の若い人が考えることが重要」との総評があり、投票の結果、Bグループが優秀賞を受賞しました。

斬新なアイディアは、既存の考え方やシステムから生まれにくいものです。
今回の企画は、実現性やその効果からみても、まだまだとは思いますが、知って(調べて)、考えて、議論して、そして声をだす(発表、報告する)というのはとても有意義なことだと思いました。





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No.273 (有海県医師会長叙勲祝賀会)

2014-02-03 10:05:55 | 日記


昨日(2月2日)、有海躬行山形県医師会長の旭日小綬章受章祝賀会が、160名を
超える出席者の元盛大に行われました。来賓には、横倉日本医師会会長、東北各
県の医師会長、山形県知事、山形市長、山大学長など錚々たる方々が出席されて
おられました。

当地区からは、県医師会関係として、中目県医師会常任理事、福原県医師会議長、
鈴木伸男県医師会顧問、武田憲夫元常任理事、病院関係として三科院長、地区医
師会会長として私が出席し、受章をお祝いしてきました。

有海先生とは、県医師会で8年間一緒に仕事をさせて頂きました。先生は、
医療のみならず、文化や経済などにも造詣が深く、温厚篤実な性格であるばかり
でなくウイットなセンスも持ち合わせており、皆さんから、愛されまた尊敬され
ていました。10年間に及ぶ県医師会長としての実績もさることながら、この人柄
が今回の受章に繋がったのではないかと思っています。

さて、私の県医師会時代は、小児救急、勤務医の過重労働、混合診療、社会保障
費削減、医師不足、東日本大震災、新型インフルエンザ騒動、果ては医療崩壊と、
(今も状況はそれ程変わっていなと感じていますが)、医療受難の時代でした。

私は、県医師会で、おもに情報・広報を担当していたこともあり、山形新聞提言
への投稿や県医師会報誌の編集後記などに、そのときの思いを綴っていました。
今読むと若気の至りというか、恥ずかしくなってしまう部分もありますが、一方
で熱かったな~という思いもあります。

以下、一例ですが、良かったら読んでみて下さい。

http://www.mihara-ichiro.com/modules/pico6/index.php?content_id=15

なお、これらの文書は、私のホームページのエッセイにまとめてあります。

三原皮膚科ホームページ

http://www.mihara-ichiro.com/

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No.272 (受賞をお祝いする会)

2014-02-01 16:53:00 | 日記


昨日(1月31日)、伊藤末志先生の母子保健推進会議会長表彰、石原 融先生の
保健衛生関係功労者山形県知事表彰をお祝いする会が、欧風酒場バルデで行われ、
医師会を代表し出席してきました。

参加者は、小児科の先生たち16名と鶴岡市健康福祉部健康課の皆さん20名でした。
とても和やかな会でした。

母子保健推進会議会長表彰(H25,10.17受賞)
伊藤先生は、33年の永きにわたり、鶴岡市の乳幼児健診に従事され、予防接種対
策委員、母子保健計画策定委員を務め、「すこやかな子どもを生み育てるネット
ワーク推進委員会」では思春期教育に、元気キッズ教室では乳児肥満予防に精力
的に尽力され、多大な貢献をされました。

保健衛生関係功労者山形県知事表彰(H25,12,13受賞)
石原先生は、28年の永きにわたり、鶴岡市の乳幼児健診および予防接種事業に献
身的に従事され、また母子保健計画策定委員を務め、母子保健施策の推進および
公衆衛生の向上に精力的に尽力され、多大な貢献をされました。

お二人の長年にわたる母子保健分野での多大なる貢献に心から敬意を表したいと
思います。

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No.271 (ベルギー“認知症に優しい町”)

2014-02-01 16:51:36 | 日記
ニュースウオッチ9から

認知症の患者は日本だけでなく世界的に急増しています。2050年には現在の
3倍を超える1億3500万人に達する見通しで、認知症の人の暮らしをどう支
えるかは、世界共通の課題となっています。いま世界的に注目されている町が、
ヨーロッパのベルギーにあります。4年前、「認知症に優しい町」を宣言したブ
ルージュです。地域ぐるみで認知症の人を支える取り組みが、大きな成果を上げ
ています。

http://cgi2.nhk.or.jp/nw9/pickup/index.cgi?date=140129_2

http://www9.nhk.or.jp/nw9/marugoto/2014/01/0129.html

認知症の人たちに必要なのは、地域の人々のサポート。
そのためには多くの人を巻き込み、意識を変えるための環境づくりが重要。

認知症の人たちを支えるには、行政の支援も重要だが、地域の人たちに自分たち
の問題と感じてもらい、積極的に支援に関わってもらうということが大事。


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