上総シニアアンサンブルの初めてのコンサートが近づきました。
どうぞお出かけください。
今回は音楽を志す青少年を対象としたコンチェルトソリストオーディション合格者による演奏会に行ってきました。五井駅から高速バスに乗りアクアラインを通り、横浜みなとみらいホールまで行きました。
プログラム:
バッハ Vn協奏曲第1番 Vn:渡辺奏子、
チャイコフスキー Vn協奏曲 Vn:伊藤怜子、
モーツァルト Vn協奏曲第5番 Vn:清水咲、
チャイコフスキー ロココ風の主題による変奏曲 Vc:泉優志、
オーケストラはN響メンバーを含む少人数の編成で指揮者はなく、中央にソリストを立てて演奏するという形でした。時々コンサートマスターが弾きながら合図をしたり、鼻息でキッカケを出したりしていました。
始めの渡辺奏子さんは小学5年生でピンクの愛らしいドレスを着て演奏しました。音色がとても柔らかくしっかりとした演奏ぶりで感情豊かに表現をしていました。さすがに金の卵といえるような演奏で素晴らしかったです。
チャイコフスキーのVn協奏曲を弾いた伊藤怜子さんは芸大付属音楽高校の2年生で、体は小さいのですが、迫力のある素晴らしい演奏でした。何より驚いたのは音程の確かさです。どんなに高いフラジオでとるような音でもピタッとはっきりきちんととれるのです。さすがだなと思いました。将来ソリストとして活躍するだろうことがまざまざと感じられました。
モーツァルトを弾いた清水咲さんは中学3年生で、すらりとした大人びた姿で、さらっと楽しげにモーツァルトを弾きこなしました。
ヴァイオリンの三人の少女達はそれぞれ違った個性で音楽を楽しんでいるように思えました。この子達は緊張ということを知らないのでしょうか?
感動し感心し納得し、この子達の将来に期待をしました。
最後の「ロココ風の…」はオーケストラをバックにしたチェロの変奏曲です。
チェロ独奏の泉優志くんは芸大付属音楽高校の2年生でなかなかのイケメンです。
実を言うと私の遠い親戚にあたります。そのつてで今日は聴きに行ったわけですが、会うのは初めてです。6才からチェロをやっているとのことで、テクニックも素晴らしく音楽表現やメリハリのきいた演奏が素敵でした。 将来が楽しみです。
若い有望な音楽家の卵達の演奏を聴くのはとても刺激になります。
自分の拙いヴァイオリンの音とは比べられはしませんが、これはこれはそれはそれです。下手は下手なりに音楽を楽しみましょうと思いながら、雨の降る中高速バスの車上の人となりました。
hiroko
記事の原稿早くにもらっておいて掲載が遅れてしまいました。hirokoさんのコンサートレポート、スポーツや将棋や弦楽器演奏、何でもかんでも若い人の活躍がすごいです。ピンクカラードのところは<シニアのアマチュアの砦> KenM
梅雨入りしたのに爽やかに晴れた土曜の午後です。 あすみが丘室内合奏団のロビーコンサートに出掛けました。
指揮・ピアノ: 辻 博之
プログラム: お祭りマンボ、 アンネンポルカ、 ジュ・トゥ・ヴ、 ブルータンゴ、 ビビディ・バビディ・ブー、 美女と野獣、 グリーンスリーヴズによる幻想曲、 バロック風「日本の四季」
指揮者の辻博之氏の軽妙でユーモアあふれるお話しで楽しく進行されました。
「お祭りマンボ」は美空ひばりの曲ですが、素敵にアレンジされていて速いテンポだったりスローテンポだったりとメリハリがきいていて聴きごたえがありました。
サティの「ジュ・トゥ・ヴ」はとてもきれいな曲で、サティらしいしゃれた雰囲気がとても良かったです。
「ブルータンゴ」は前々からこすもすでもやりたいと思っていた曲です。ルロイアンダーソンの曲はシニアアンサンブルにはもってこいの曲だと思うのですがいかがでしょうか?
あすみが丘室内合奏団は弦楽合奏団でバランスのいい響きで、特にダイナミックスに注意されていたように感じました。最後の曲のバロック風「日本の四季」はヴィバルディの四季のパロディかと思えるような編曲でした。ヴァイオリンソロも素晴らしかったです。 一緒に行った友人はしなやかな指の動きに見とれたそうです。 演奏者との距離がかなり近かったこともあり迫力ある演奏を楽しませていただきました。
hiroko
あすみが丘プラザはJRの土気駅の近くの丘陵地帯にあり空気良しです。チバリーヒルズ(ビバリーでなくてチバリー)という名称のハリウッドのような高級別荘地もあります。 KenM