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2015年08月24日 | ことば遊び
「足」についての漢字の基本は「止」
「止」は足跡の形のままの漢字。この「止」が元々の「あし」を意味する文字だった。でも「止」が次第に「とまる」の意味に使われだしたので「足」の字が作られた。

「足」は「止」に「口」を加えた字形。この場合の「口」は神への祝いの祝詞をいれる器「サイ」のことではなく、この「口」は膝の関節の皿のこと。「止」に膝の皿の形「口」を加えて「足」の字を作ったので、足に関連した漢字の基本はあくまでも「止」。

例えば「歩」という文字は左右の足を描いた字形。古代文字を見るとおり、「止」にさらに左右逆の「止」をもう1つ加えて、左右の足を示して「あるく」意味になった。

では「走」はどんな漢字かというと。「土」と「止」を合わせた形に見えるが、古代文字のとおり「土」に相当する部分は、両手を振っている人の姿。それに、足を示す「止」を加えて「はしる」意味となった。

「先」の古代文字の上部をよく見ると、「止」の古代文字形をしている。
この「先」は、前回「」という漢字を説明する際に、人を表す文字「儿(じん)」の上に、1つの字形をのせその機能を強調した漢字だと説明したように「儿」の上に「止」(足)をのせた漢字であり、つまり人の上に足をのせて「ゆく」意味を強調した。そこから「さき」に行く意味となった。

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6 コメント

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漢字の成り立ち (らいちゃん)
2015-08-24 07:11:45
「足」の漢字の基本が「止」でしたか。
解説を読めば何となくわかるような気がします。
漢字の成り立ちをよく研究されていますね。

>鶴ヶ城には、何度が訪ねましたが、悲劇の白虎隊が自刃した飯盛山は外せません。
らいちゃんは、平成8年10月に訪問されたのですね
出向先に転籍する時に1週間の休暇をもらい、東北旅行をしました。
その日から19年になります。
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ナットク (六花)
2015-08-24 07:12:43
一つの漢字には ひもどくと思わず「わかった!」と納得させる力があるんですね・・!
年齢と共に一番先に駄目になる「あし」です。
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お早うございます (延岡の山歩人K)
2015-08-24 08:23:06
 >「足」についての漢字の基本は「止」。
なるほど
人生と一緒
歩き続けるばかりでなく 時には止まることも大事ですね

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(らいちゃん)  へ (iina)
2015-08-24 08:28:42
イタリア歌謡曲「フニクリ・フニクラ」を、なつかしく想いウェルナー・ミューラー・オーケストラのレコードをかけて聴きながら
返信しています。
イタリアの音楽は、軽快で明るいです。

ポンペイについては、ずいぶんと紹介されていますが、先日も「世界遺産」で放映されたので録画しました。
ヴェスヴィオ火山は、まるで悲劇的においのする二上山のようです。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/bf5c6234a0718bf9a17c2913abe7df87

「足」の丈夫なうちに、海外旅行をするべきですね。^^

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(六花) さん へ (iina)
2015-08-24 08:44:25
お空の虹に乗って、海の底に落ち、シャボン玉で舞い上がり、ラストは宇宙に飛んで宇宙人に助けられる壮大な物語りでした。
想い出として紙芝居を残していてよかったです。

>「足」についての漢字の基本は「止」。歩き続けるばかりでなく 時には止まることも大事ですね。
ウンチクのある「足」でした。

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(延岡の山歩人K) さん へ (iina)
2015-08-24 08:55:49
グンバイヒルガオが、浜に群れて いかにも夏の海を演出していました。

きのうの天空のノコギリ山は、日本らしからぬ景観に思わず見入りました。また、ゴジラの背中のようでもありました。

海に行くにも、山を登るにも、「足」は大事です。

     昼顔が 浜辺に咲いて グッドバイ / iina川柳(^.^)/~~~

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