『猫も杓子』を模して、ネコもゾうも木のぼりするとしたものの、元の言い回しが気になったので調べてみた。
ネコやなぎ 象の巣作り
なにもかも、だれもかれも、の意。すぐに右へならえして流行に翻弄される日本人の国民性もあってか、今でも良く使われる言い回しだ。
生まれては死ぬるなりけりおしなべて
釈迦も達磨も猫も杓子も
と一休禅師の歌にも見える。鎌倉時代の末頃にはすでに使われていたようだ。それにしてもなぜ猫と杓子(水や汁ものやご飯などをすくうしゃもじ)なのだろう?語源にはさまざまな説がある。
「猫のちょっかい杓子に似たればかく言ふなるべし」とは江戸時代の学者の説
「女子(めこ)も弱子(じゃくし)も」(=「女も子供も」)の意だとするのは落語「横丁の隠居」の説
このほか、「禰宜(ねぎ)も釈氏(しゃくし)も」(=「神も仏も」)が変化したとする説、
「寝子(ねこ)も赤子(せきし)も」(=「寝ている子供も赤子も」)が変化したとする説等々がある。
また、杓子は家庭の主婦をさし、猫まで動員した家族総出の意味だとする説もある。
また、「猫も杓子も」の語源と関わりの有無は不明だが、猫が死ぬとその亡骸を三叉路の道ばたに埋め、杓子など台所のものを立てるという風習が18世紀以前からあったようだ。鼠が台所を荒らすのを防いでくれたことに対する感謝の意を込めて、台所の物を立てたという。また三叉路は人通りが多いので、少しでも多くの人に拝んでもらうためだとか。
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03.16(月) 1797 PV 313 IP 1860 位 / 1199761ブログ
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なにもかも、だれもかれも、の意。すぐに右へならえして流行に翻弄される日本人の国民性もあってか、今でも良く使われる言い回しだ。
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と一休禅師の歌にも見える。鎌倉時代の末頃にはすでに使われていたようだ。それにしてもなぜ猫と杓子(水や汁ものやご飯などをすくうしゃもじ)なのだろう?語源にはさまざまな説がある。
「猫のちょっかい杓子に似たればかく言ふなるべし」とは江戸時代の学者の説
「女子(めこ)も弱子(じゃくし)も」(=「女も子供も」)の意だとするのは落語「横丁の隠居」の説
このほか、「禰宜(ねぎ)も釈氏(しゃくし)も」(=「神も仏も」)が変化したとする説、
「寝子(ねこ)も赤子(せきし)も」(=「寝ている子供も赤子も」)が変化したとする説等々がある。
また、杓子は家庭の主婦をさし、猫まで動員した家族総出の意味だとする説もある。
また、「猫も杓子も」の語源と関わりの有無は不明だが、猫が死ぬとその亡骸を三叉路の道ばたに埋め、杓子など台所のものを立てるという風習が18世紀以前からあったようだ。鼠が台所を荒らすのを防いでくれたことに対する感謝の意を込めて、台所の物を立てたという。また三叉路は人通りが多いので、少しでも多くの人に拝んでもらうためだとか。
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役所は、お金をまわそうと景気対策として公共投資するかも知れません。
万能薬は、簡単にみつかりそうもありません。
でも、ココと同様に”猫も杓子”も悲観論が大勢のようです。
日本人は、心配性なのかこのようなシナリオが好きなようですね。
われわれがお金を使えば、金が循環して景気浮揚に貢献するとは、実感する
までには時間がかかり 直ぐには考え及ばぬものです。
当座にもらう定額給付金を、全額使い切ることにしましょう。