木星
2015年07月12日 | 数
木星で吹き荒れる嵐は、地球の2倍ほどの幅になる。この巨大な嵐は秒速およそ180mの風と、地球の雷より100倍も明るい強力な雷を生み出す。この恐ろしく暗い大気の下で待ち受けているのは、水深約4万kmのメタリックな液体水素の"海"だ。
水素ガスでできた木星に地表はない。だからガス惑星。一説には「気球型生物」がいるとかいないとか。
大気や水がある地球などは宇宙の中では、超レアケースらしいので、明星大学、東京大学数物連携宇宙研究機構の佐藤勝彦先生に、木星をナビゲートしてもらった。
「太陽から近い位置にある水星、金星、地球、火星の4つは地球型惑星と分類されていて、表面が岩石や砂などでできています。それぞれ大気の濃さや気温、重力などは異なりますが、広大な宇宙のなかでは地球に似た環境といえるでしょう。しかし、さらに太陽から離れた木星や土星になると、星の状態は大きく変わります。これらの星は太陽から受ける重力が弱いため、自らの重力で周囲の微惑星を集めてどんどん巨大化していきました。また、太陽から離れたことで温度が低くなり、水や二酸化炭素などが凍ってしまいます。氷をまとって巨大化した星は大きな重力を持ち、微惑星のほか周囲の水素やヘリウムのガスを吸い寄せ続け、最終的に現在の巨大なガス惑星となったのです」
ガス惑星ということは100%ガス製なんですかね? 地表はないんですかね?
「木星の主成分は水素ガスで、地球のような固い地面はありません。雲の中を降りていくように、どんどん中心部へ向かって落ちていくはずです。木星は中心部に向かうほど温度と圧力が上がります。1000℃以上になるとガスは液化し、さらに中心に向かうと岩石や金属などでできた中心核にたどりつきます。この核の温度は3万5000℃と、太陽の2倍の熱を放出しています」
近くにボコボコした変な星が見えますね。
「それはイオという木星の衛星で、観測されている限りでは地球以外で活火山を持つ唯一の星です。火口から噴出しているのは硫黄や二酸化硫黄で、その噴煙が上空300kmまで上がっているんです」
こんどは、亀裂だらけの変な星を発見!
「それはエウロパという木星の衛星で、この星も非常にユニークです。表面は厚さ3km以上もある氷で覆われていますが、実はその氷を掘っていくと深さ数十kmから数百kmの海があるといわれています。表面の亀裂は潮汐力によってできた氷の亀裂なんですね。イオと同様に木星の重力によって内部に熱が生まれ、その熱によって氷が溶けて水になっていると考えられているんです。この深海には生命がいる可能性もあります。将来、深海探査機を運んで調査することができれば、面白いことになると思いますよ」
地球でも水さえあれば、極限な環境でも微生物が生息している。大量の水がある可能性が高いエウロパは、もっとも生物の存在が期待されている星ということらしい。
それにしても、なんとバラエティに富んだ星があることか! [R25より]
水素ガスでできた木星に地表はない。だからガス惑星。一説には「気球型生物」がいるとかいないとか。
大気や水がある地球などは宇宙の中では、超レアケースらしいので、明星大学、東京大学数物連携宇宙研究機構の佐藤勝彦先生に、木星をナビゲートしてもらった。
「太陽から近い位置にある水星、金星、地球、火星の4つは地球型惑星と分類されていて、表面が岩石や砂などでできています。それぞれ大気の濃さや気温、重力などは異なりますが、広大な宇宙のなかでは地球に似た環境といえるでしょう。しかし、さらに太陽から離れた木星や土星になると、星の状態は大きく変わります。これらの星は太陽から受ける重力が弱いため、自らの重力で周囲の微惑星を集めてどんどん巨大化していきました。また、太陽から離れたことで温度が低くなり、水や二酸化炭素などが凍ってしまいます。氷をまとって巨大化した星は大きな重力を持ち、微惑星のほか周囲の水素やヘリウムのガスを吸い寄せ続け、最終的に現在の巨大なガス惑星となったのです」
ガス惑星ということは100%ガス製なんですかね? 地表はないんですかね?
「木星の主成分は水素ガスで、地球のような固い地面はありません。雲の中を降りていくように、どんどん中心部へ向かって落ちていくはずです。木星は中心部に向かうほど温度と圧力が上がります。1000℃以上になるとガスは液化し、さらに中心に向かうと岩石や金属などでできた中心核にたどりつきます。この核の温度は3万5000℃と、太陽の2倍の熱を放出しています」
近くにボコボコした変な星が見えますね。
「それはイオという木星の衛星で、観測されている限りでは地球以外で活火山を持つ唯一の星です。火口から噴出しているのは硫黄や二酸化硫黄で、その噴煙が上空300kmまで上がっているんです」
こんどは、亀裂だらけの変な星を発見!
「それはエウロパという木星の衛星で、この星も非常にユニークです。表面は厚さ3km以上もある氷で覆われていますが、実はその氷を掘っていくと深さ数十kmから数百kmの海があるといわれています。表面の亀裂は潮汐力によってできた氷の亀裂なんですね。イオと同様に木星の重力によって内部に熱が生まれ、その熱によって氷が溶けて水になっていると考えられているんです。この深海には生命がいる可能性もあります。将来、深海探査機を運んで調査することができれば、面白いことになると思いますよ」
地球でも水さえあれば、極限な環境でも微生物が生息している。大量の水がある可能性が高いエウロパは、もっとも生物の存在が期待されている星ということらしい。
それにしても、なんとバラエティに富んだ星があることか! [R25より]
地表がないと言うことは、地球で言う「底なし沼」のようなイメージでしょうか。
そうすると将来、木星に降り立って調査することもできませんね。
>世界遺産の登録数は、日本は11位で19件、韓国が21位の12件。今回の「明治日本の産業革命遺産」は8エリアにまたがるとは・
今回の登録でも韓国に裏切られ、はらはらしました。
どこまで反日をすれば気が済むのでしょうね。
生物の存在・・・
夢とロマンの星ですね
お店や露店で、よく見かける馴染みなかき氷です。でも、最近はソフトクリームは買って食べますが、かき氷は食べていない
ことに、気づかされました。
幼いころの北九州には、スイカの上にかき氷をのせたものが、少し高かったはずですが、たまに母とかき込んでました。^^
地表がない星があるなんて、宇宙には想像もつかない未知の世界が、まだまだたくさんあるようです。
地表がなければ立つことさえできない木星は、不気味な星ですから、夢とロマンはもちがたいですょ。 (^^ゞ
早乙女は 農業ささえる 期待の星 / iina川柳
トラックバックが送られました…、とのメールが届き???
トラックバックそのものよくわかっていないので、どういうものなのか、教えていただけませんか?
コメントはいろいろな方からいただき、返信して読者登録などもしています。
数回ほどトラックバックが送られてきたことがあるのですが、コメントを送っても返信がなく、未だにどういうものなのかがわかっていません。
ブログ少し拝見させていただきました。とてもユニークな内容ですね。
これからも時々拝見させていただきます。
>トラックバックが送られてきたことがあるのですが、コメントを送っても返信がなく、未だにどういうものなのかがわかっていません。
日本でのブログ交流は、お察しのように返事をあまり期待できません。ただ今回のように発信して返信があった喜びを増やしたい
ものです。そのためには、交流を求めて発信をつづけることしかありません。(^^ゞ
なお、トラックバックの仕方は、次のとおりですからお試しください。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/144c738453518054fe1408faca861d7f
宇宙には、まだまだ多くの謎にみちて興味深い存在です。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/81f705d4c96c21f50c2c05642e0d8b8f
♪果てしない時を超えて 輝く星が♪
♪出会えた奇跡 教えてくれる♪
でも、冒頭の写真、何だか不気味なうえに、怖いくらいに激しくて、歌詞のようなロマンは感じられません・・・
まだまだ、更家さんの中山道の宿場町めぐりはつづいているのですね。
桂小五郎が、長州藩主・毛利慶親に倒幕を決意させたとは。やはり、「中山道」だけに先取思想を「先導」していたのでした・・・。 (^^ゞ
iinaは、更家さんの「先導」に連れられて「中山道」をブログ歩きしたいと思います。
iinaは、平原綾香の「ジュピター」を生で聴きましたょ。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/379f3b682fcb80795a156bba025837bd
しかも、平原綾香のJupiterを生で聴いたなんて、羨ましい!
そう言われれば、確かに、栗きんとんの写真は、ジャガイモをつぶした様に見えますね。
そうなんです、中山道の宿場町巡りは未だ中間点を過ぎたばかりで先が長いのですが、なにせ、この猛暑・・・
中山道で熱中症で倒れても、誰も同情してくれないので、当面、出発を控えて待機中です。
なるほど、桂小五郎が長州藩主に倒幕を決意させ、「中山道」で先取思想「先導」ですか!
上手い!座布団3枚!