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雨晴海岸

2011年11月17日 | 富山
源義経と弁慶が、山伏姿に身をかわし奥州へ落ち延びる途中、にわか雨の晴れるのを待ったという岩が、地名「雨晴あまばらし」の由来。
弁慶が持上げたといわれるこの岩は、上代の古墳の石槨せっかくという説もある。昔、辺りが となっていなかったころの貴人を埋葬した古墳だが、波が上の部分をさらってしまい、石槨せっかくだけが残ったといわれている。

雨晴海岸あまばらしかいがんからは、海の向こうに雄大な立山連峰を望むことができる。海の上に3千㍍級の山々を眺めることができるのは、世界でも三か所だけという。富山湾の深さも3千m級であり、山頂と海底の落差は6千mもある。
秋の景色
雪景色

この雨晴海岸は、国府の置かれた伏木と氷見の間にある。
大伴家持おおとものやかもちは、越中に国守として過ごした5年間(746―751)に、越中を愛でた万葉集の歌数が223首も数えられる。

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<注> 
写真は、タイトルを除き約20年前にiinaが撮ったもの。



コメント (14)    この記事についてブログを書く
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14 コメント

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立山連峰がきれい (鷲谷芝嵐)
2011-11-17 07:21:25
立山連峰が雄雄しく美しいです。
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Unknown (tamirin)
2011-11-17 09:12:58
有名なところですよね。。。
写真凄くよくとれてますね~
流石。。。
最初の写真は決闘中みたいです!
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Unknown (ぼたん)
2011-11-17 13:38:44
 雨晴海岸の由来洞窟を見ると頷けますね。
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こんにちは。 (ハイジ)
2011-11-17 16:48:25
日本海の荒波ですね。
立山連峰が綺麗です。すばらしい!
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Unknown (イヴォンヌ)
2011-11-17 20:43:49
波がちょっと荒らそうな海岸から立山がすばらしい姿で見えてますね~

いい景色♪
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コメントに m(_ _)m (iina)
2011-11-24 18:06:28
(鷲谷芝嵐) さん へ
住めば都とは、よくいったものです。
立山連峰は美しかったです。


(tamirin)さん へ
巌流島のようなイメージを抱かれましたか。
ただただ美しい景色です。




(ぼたん)さん へ
伝説には、歴史上の背景を配すると、興味がわきます。



(ハイジ)さん へ
日本海は荒れているイメージが濃いですが、富山湾は意外と静かでした。
よく釣りをしたものですが、凪いでいることが多かったです。



(イヴォンヌ)さん へ
旅していたので、返信が遅れました。 m(_ _)m

トライアングル「東国三社」にお参りしてみたいものです。iinaは出雲大社と国東半島の神仏混合の寺社を巡ってきました。
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Unknown (どんちゃん)
2014-02-10 23:56:48
もののはじめ様
 神奈川からようこそお越しくださいました!当地では、大伴家持卿と義経伝説で観光に力を入れていますが、昨年末、松尾芭蕉が詠んだ名勝地に指定され、当地では面食らっている方がおりますが、折角の機会ですので、三本の矢で売って出る話も出ています!
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(どんちゃん) へ (iina)
2014-02-11 09:06:37
松尾芭蕉は「奥の細道」で越中を歩いていましたね。

伏木の少し奥の氷見について景観がすぐれているといいながら、訪ねていないのが謎になっているとは漠然と識っています。
氷見は、「火見」から転化したほど火災が多かったらしく、芭蕉が通過したころに大火があったとも伝わります。

伏木けんか山祭は、荒っぽい漁村の祭でした。↓
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/e4375fc2859431e96e113175032ba993


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雨晴しの岩 (更家)
2016-02-01 09:49:07
逃亡中の源義経と弁慶が、にわか雨の晴れるのを待ったという「雨晴し」の岩は、逃亡の厳しさがヒシヒシと感じられる風景です。
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(更家) さん へ (iina)
2016-02-02 08:50:06
源義経が、鞍馬山を抜け出し、奥州平泉へ源氏再興の大志を抱いていたころと、落ち延びるために雨晴海岸を通ったのでは、
正反対の心境だったことでしょう。

雨晴海岸の近くの伏木には「如意の渡し」もあります。
源義経・弁慶主従が奥州落ちの途中、乗船の際に怪しまれ弁慶が義経を扇で打ちのめす機転で無事対岸に渡ることが出来た
という伝説の場所です。
安宅の関の舞台は、江戸時代にこの伝説をモデルにして作られたと言われています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%82%E6%84%8F%E3%81%AE%E6%B8%A1%E3%81%97

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