「儿」は、人間を横から見た字形。「儿」の上にいろいろなものをのせて、その機能を強調する文字を作ってきた。
最初は「見」。これは「儿」の上に、見るためになくてはならぬ「目」をのせて「目」を強調したことで、「みる」の意味になった。
次は「兄」。これは「儿」の上に「口」をのせた字。「口」は耳口の「くち」ではなく、お祈りの祝詞を入れる器のこと。この「口」が「くち」ではなくて、神への祝いの祝詞を入れる器「サイ」であることを発見したのが、日本人学者(白川静氏)なのだとか。
「兄」は、その祝詞を入れる器「サイ」を頭上にのせている人を横から見た字形。これは家の中で祭りをする際に大切な「サイ」を強調している形で、家の祭りは兄弟の中で一番上の兄が行っていた。そこから「あに」の意味になった。
次に「祝」。「祝」の旧字は「示」と「兄」でできている。「示」は、神への祭りをする際に、お供えをのせるためのテーブルの形。そこから神様を示す文字となった。
「兄」は「祭りをする人」の意味で、これに神を示す「示」を加えて、神への祭りをすること、神への「いわい」をする意味となった。
もう1つ、「儿」の関連字に、「光」がある。
これは上図の古代文字のほうがわかりやすい。この図は、横向きの人がひざまずいて頭上に「火」が輝いている。人の頭の上に「火」をのせて強調し、火をつかさどる人を表した文字。火はたいへん大切なものであったので、その火を扱う人が持つ火を「光」とした。
最初は「見」。これは「儿」の上に、見るためになくてはならぬ「目」をのせて「目」を強調したことで、「みる」の意味になった。
次は「兄」。これは「儿」の上に「口」をのせた字。「口」は耳口の「くち」ではなく、お祈りの祝詞を入れる器のこと。この「口」が「くち」ではなくて、神への祝いの祝詞を入れる器「サイ」であることを発見したのが、日本人学者(白川静氏)なのだとか。
「兄」は、その祝詞を入れる器「サイ」を頭上にのせている人を横から見た字形。これは家の中で祭りをする際に大切な「サイ」を強調している形で、家の祭りは兄弟の中で一番上の兄が行っていた。そこから「あに」の意味になった。
次に「祝」。「祝」の旧字は「示」と「兄」でできている。「示」は、神への祭りをする際に、お供えをのせるためのテーブルの形。そこから神様を示す文字となった。
「兄」は「祭りをする人」の意味で、これに神を示す「示」を加えて、神への祭りをすること、神への「いわい」をする意味となった。
もう1つ、「儿」の関連字に、「光」がある。
これは上図の古代文字のほうがわかりやすい。この図は、横向きの人がひざまずいて頭上に「火」が輝いている。人の頭の上に「火」をのせて強調し、火をつかさどる人を表した文字。火はたいへん大切なものであったので、その火を扱う人が持つ火を「光」とした。
ただ、「兄」の『口』は、兄は口がうるさいから、それが由来かと思っていました。
>ラーメンは、いまや日本を代表する料理といえると思います
「当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリ」でも各地の特色を生かしたラーメンがたくさん出ているようですね。
おっしゃるようにラーメンは今や日本を代表する料理、正しく国民食と言っても過言ではないと思います。
以前伺った記憶は有ります
兄からいろいろな漢字を学びました
やはり 兄は 偉いですね
一方では、マル秘扱いし 利用価値を高めて高額で売り込む手法もありますから、販売方法を巡っていろいろありますが、
前者は健全な販売方法と思います。
>「兄」の『口』は、兄は口がうるさいから、それが由来かと思っていました。
そんな兄もいるかも知れませんね。
さすがは、「森の貴婦人」らしい風情でした。
田に咲かず 木になるレンゲ 見に列を / iina川柳
(気に)
水芭蕉を見るために、尾瀬沼が人気でハイカーたちで賑わうようすと同じですね。
漢字の由来を知ると
感慨深く納得します。
光、読ませていただいて
一人PCの前で「そうなんだぁ」と
うなずいてます^^
そういえば、さいきん見かけなくなったツバメが駅舎の改札口の上に巣作りしてエサをエッサエッサと運んでました。(田園都市線・二子玉川駅)
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/628ba561f111f4cf1215f4caf289fb99
>漢字の由来を知ると感慨深く納得します。
例えば、ひざまずく人の形が幽霊のようであったりと、なかなかに面白いですね。^^
「光」の字に興味を抱いて、ネットで調べたら、中国語には「光」に補助動詞的な役割があって、「・・・し尽くす」という意味があり、頭部を燃やされていて、拷問か生贄の象徴だったとあり、??と「へー」と思いました。
今のように明るいという意味以前に、儀礼的な何か特殊なことを指していたようだと解説にありましたが、はたしてほんとうでしょうか。
何か詳しいことを知りたいものです。
自分で調べたら、古い字は炗と書いたようです。
光の下の字は、音のみを意味すると書いてありました。
光り輝くから出たとあります。
いろいろな説があるということは、まだ定説がないということでしょうか。
考えるきっかけになりました。ありがとうございます。
光の古い字が文字化けしました。
明るく輝くの意味で、甘の中の棒が一本ない字と、下に火がつきます。
要するに、やはり由来は何か火を燃やしたことから由来するようです。
何かわかった際には、教えていだきたくお願いいたします。
「光」の成り立ちは、頭の上に「火」をのせて強調した象形文字ですが、次のような説明をみつけました。
http://japanknowledge.com/articles/kanji/column_jitsu_13.html
伝説については、拙ホームページに日本古代史について、つづってみました。ごらんください。
http://www.geocities.jp/ina570/