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義経が兄頼朝に宛てた書状『腰越状』に地名をとどめる「腰越」のいわれが次のとおり。
●江ノ島縁起(1047年)
深沢地区にある湖に5つの頭を持つ悪竜がが住んでいて、村里に出ては子供を喰らうため、村人たちが泣く泣く住み慣れた土地を離れて他に移ったことにより、このあたりを「子死越」「子死恋」の字を充てるようになったのが、いつしか「腰越」に転訛したと記す。
●風土記稿(1804-1829年)
地形から見て、北側に小山が連なり、南は海に向かって肥えた土地が広がり、人々は肥えた土地を求めて山の腰を越えるようにして移ってきた。そこで、山の腰を越えることから「腰越」になった。
●その他の説
腰越の辺りは遠浅の海であったため。干潮の時には荷物を背負って渡ることができたので「背負越場(せおいこしば)」と呼ばれ、さらには「背負腰」で越えていくという意味から「腰越」というようになった。
あるいは、5頭の竜の難を逃れるために、村人が腰までに海水に浸かりながら移住して行ったので、「腰越」になったという説もある。
五頭龍
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昔、海にすむ五頭を持つ邪悪な龍が、江の島に現れた天女に恋をし、改心の末に結ばれたという島の伝説(天女と五頭龍)。
【参考】
昭野照葉著『澪つくし」の短編集の一篇「ジェリーフィッシュ」に、腰越のいわれについて触れられていて興味を抱いてブログにした。
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●江ノ島縁起(1047年)
深沢地区にある湖に5つの頭を持つ悪竜がが住んでいて、村里に出ては子供を喰らうため、村人たちが泣く泣く住み慣れた土地を離れて他に移ったことにより、このあたりを「子死越」「子死恋」の字を充てるようになったのが、いつしか「腰越」に転訛したと記す。
●風土記稿(1804-1829年)
地形から見て、北側に小山が連なり、南は海に向かって肥えた土地が広がり、人々は肥えた土地を求めて山の腰を越えるようにして移ってきた。そこで、山の腰を越えることから「腰越」になった。
●その他の説
腰越の辺りは遠浅の海であったため。干潮の時には荷物を背負って渡ることができたので「背負越場(せおいこしば)」と呼ばれ、さらには「背負腰」で越えていくという意味から「腰越」というようになった。
あるいは、5頭の竜の難を逃れるために、村人が腰までに海水に浸かりながら移住して行ったので、「腰越」になったという説もある。
五頭龍
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昔、海にすむ五頭を持つ邪悪な龍が、江の島に現れた天女に恋をし、改心の末に結ばれたという島の伝説(天女と五頭龍)。
【参考】
昭野照葉著『澪つくし」の短編集の一篇「ジェリーフィッシュ」に、腰越のいわれについて触れられていて興味を抱いてブログにした。
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提灯の五頭龍は、まるでキングギドラみたいです。
五頭龍を三つの頭にすれば、まさしくキングギドラです。