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三角波

2022年02月01日 | 笑撃画像
高さ10メートル超の三角波(さんかくなみ)。周りの波に比べて異常に大きい。
三角波は周りに比べて異常に大きな波で、船をいっぺんに転覆させる力があることから、古くから船乗りたちに恐れられてきた。

この三角波は、1980年秋の米国東海岸沖の北大西洋で、大しけの日に撮影された。
風が少し弱まったひととき、甲板に下り、うねる波に向かってカメラを構えた。狙って撮ったわけではなく「やみくもにシャッターを切ったら、偶然写っていた」。

だが、どうやってできるのか、そのメカニズムは複雑で現在も研究が続いている。



「波齢」は波の進行速度と波の上を吹いている風の速度の比(波速を風速で割った値)で、発達中の波の「年齢」を量的に表す。
発生初期の波は速度が遅いので波齢が小さく、波が発達すると速度が速くなり波齢が大きくなる。波の速度が風速と同じときの波齢が1。
観測データによると、この波の波齢は0.5だった。(1980年、北大西洋)

海洋物理学者の九州大学名誉教授の光易恒みつやすひさし氏(92)の初写真展「海の波を見る」がこの波を含めて福岡市で公開されている。

  

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3 コメント

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三角波 (らいちゃん)
2022-02-01 10:28:10
最初の写真の三角波を見て、私は直感的に北斎の『富嶽三十六景』「神奈川沖浪裏」を想像しました。
この波の発生メカニズムはまだ解明されていないそうですが、200年前に北斎は三角波を想像したのでしょうか?
だとすると、北斎は凄い着眼点の持ち主だったのですね。

>江の島で見かける雀を、富士山と一緒に撮っています。
福良雀と富士山を見事に収めた写真ですね。
iina様も素晴らしいアングルの持ち主です。
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(らいちゃん) へ (iina)
2022-02-01 16:47:10
ゲーテは、さすがにいろいろな言葉を残しているのですね。

「人間最大の罪はである」は、言い得て妙なる言葉です。
らいちゃんの例えは、不機嫌は伝播しました。気をつけたいですね。^^

ゲーテの名作「ファウスト」を映画で観ていました。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/3f58ccd3ab952e569f820b3fb29c44c6

> 200年前に北斎は三角波を想像したのでしょうか?
荒浪かぶる富士山を描いてますが、危険な三角波ではない気がします。このような波の日にも、江の島では船が通ってました。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/7b186ece944cf52d29d04c2a8b72733d

今朝は早朝から静かな富士山を眺めに足柄峠までドライブしてきました。

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新ノ城 ノ日記 さん へ (iina)
2022-02-04 10:56:07
大航海時代、遭難、座礁の危険をおして航海する勇気には敬服します。

海の果ては、滝になって奈落の果てに落ちるなんていわれていた時代なのですから・・・。

あるいは、三角波に襲われて難破した船もあったでしょう。

* 新ノ城 ノ日記さんのブログアドレスをコメント上に置きました。
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