幻影日記

仕事と猫の世話をしながら、新旧織り交ぜて造りたい物を感じるままに造っています。

また模型店が無くなった・・・(故:大島雷王)

2020-06-08 01:35:58 | 日記・エッセイ・コラム

目黒・品川に移り住んでから、早いもので30年以上経過していますが、当時は「星野模型」「メイク」「たくみ」「59」「雷王」等、近場に10店舗程の模型店がありました

小さい所は何時の間にか閉店していましたが、中堅クラスはそれぞれかなり長くお付き合いしました

「59」は店主がB-CLUBの造形師だった関係で、現在はガチャ系の原型製作を本業にして店じまい(電話すれば在庫は売ってくれますが、誰にでもという訳ではありませんし、どこにも電話番号が載っていません。)

「メイク」「たくみ」は、後継者問題と家族の介護等で閉店

「星野模型」は、店主が癌で他界して閉店

最後に残った「雷王」も、先月大島君が他界して閉店

現状では、大森方面に「ギャラクティカ」(まだあるのかな?)があるくらいで、近くのお店は全滅しています

雷王が最後に残って、大島君とも18年以上のお付き合いがありました

思い起こせば、丁度SEEDのシリーズが発売された頃に、店舗を構えている時代からの付き合いでしたね

何だかんだで、昨年入院するまでは、毎日様子を伺う電話をしながら、売り上げが少ない頃は、かん助(犬)と雷王(人間)の栄養補給も助けたりしていました。

一昨年からはTVに取り上げられて、売り上げも桁違いに良くなったせいか、「もう大丈夫だから、ほっといてくれ」と言われたので、暫くは傍観していようと、連絡も取らずに黙っていました。

 

 

 

 

偶然ですが、ネットで亡くなったような記事を見つけ、気になって叔母さんが亡くなった時に名刺交換した、行政書士の親戚の方に確認と取ったところ、孤独死だったとのことでした(昨日見に行きましたが、閉店のお知らせが出ていました。)

糖尿の気もありましたし、コロナ警戒前から中国・韓国のお客さんも来ていたので、大丈夫かなとは思っていましたが、折角売り上げが安定しだしたのに残念な事です

「何か買って~」と言われなくなったのは寂しい気もしますが、これまでの購入数は100や200では済まない数なので、その点は助かったような気はしても、50代前半で逝ってしまうと、個人的にはもう少し付き合いたかったと思えてなりません

コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする