なんでも人生

Whatever life is

月下美人とベジガーデン Queen of the night and my vege-garden

2015-07-08 | 日記
闇の中でしか咲かない月下美人が今年は7個のつぼみを付け昨夜5個花を開かせた。メキシコ原産サボテン科のこの植物、夜に飛び交う蝙蝠(こうもり)を呼び寄せ受粉を手伝わせるという妖艶な技を身に付けた。確かにこの姿と香りは夜の銀座の蝶のようだ(私は一度もそういうのに巡り合っていないが、きっとそうなんだろう)。今朝はもうぐにゃりとして昨夜の妖艶さは見る影もない(きっと銀座の蝶たちも朝見るとこんな哀れな姿かな?)。月下美人の英語名は夜の女王、納得だが一夜だけとは悲しい。男はこれに騙される。私なんか先立つものがあれば真っ先について行く方だが、金がないので心配ない。

ベジガーデンもトマト、キュウリがほぼ毎日収穫できるようになった。トマトはカラスやヒヨドリが赤くなると横取りする。好きではないが防鳥ネットを被せる。ズッキーニも何本か収穫、てんぷらにしたらとても美味しい。ズッキーニには雄花と雌花があり、雄花を雌花に付けて受粉させ写真のように雌花の下の果実がキューリのように成長するのだが、雄花おしべはまるでオスで雌花めしべは確かにメス。かぼちゃの仲間で花もてんぷらにできるらしい。そのうち食べよう
先日新潟で貰ってきた稲も今のところ我が家の田んぼ(?)で成長している。楽しみだ。
他に育てているのが、キャベツ、ミックスサラダ、アーティチョーク、枝豆、とーもろこし、コールラビ(キャベツの芯が根元で丸くなるやつ)。ベジガーデンではないが今年からプラムがなりだした。30ー40個実がつき半分は鳥に食べられたがとっても美味しかった。白桃もたった5個だが袋かけした。リンゴも今年初めて20個ぐらい実を付けている。葡萄(巨峰)も10房ぐらい実がぶら下がっているが摘果しなかったので形が悪く袋かけも怠ってるので鳥の餌となろう。果樹にとっては摘果がいかに重要か実(身)をもって知る! 鳥たちにとってもわが家の庭は楽園になろうとしているが、こちらは鳥のためにせっせと手入れしているのではない。こんなちいさな場所で頭を悩ましているのだから、農家の害虫や鳥獣害対策の深刻さは計り知れない。それも農業技術の一つなのだろうな。
コメント
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