ウオシュレットがまだあまり家庭に普及していないころ、1階2階のトイレ用に家電店で仕入れてきて自分で取り付けた。多分20年ぐらい前かな? 1階トイレをよく使う家内からウオシュレットの温水が出ないと報告があり、コンセントを抜いてリセットしてもやはり冷水しか出ない。これはもう長年汚い辛い仕事ご苦労さまだ。
よく通う(?)コーナンプロで物色すると沢山あり過ぎて迷う。壁付けリモコンタイプが5-6万円、普通タイプ(便座横スイッチ)はメーカー品(INAX,TOTO)で2-3万円ぐらい。それでも安いと思ったが床にアサヒ陶器(聞いたことがない)製の箱が税込み16500円積み上げてある。一般便器設置可能で水道直結型(何のこと?)とある。安いのでダメ元でそれを買って帰り、昨日雨、絶好の便器交換作業日。
市水引き込み止水栓を止めて古いのを取り外す。
新しいアサヒを開梱してトイレ水道管に接続しようとしたら前のウオシュレット接続菅にはそのまま接続できない。説明の「水道直結」の意味が初めて分かる。つまり直結用の水道管(ネジ)に直接取付タイプなので、結局前のタイプの接続菅(マイナスドライバー止水栓式)ではうまく行かない。特に便器貯水タンクへの給水菅の長さと角度が合わない。
これは、水道工事からやり直しだ。
まず元の接続菅を全部外し、蛇口タイプ止水栓をコーナンから買ってきてトイレへの給水管に繋ぎなおす(白テープ)。蛇口を締めて市水給水の止水栓を開放してもしっかりトイレ給水の止水が出来ているのを確認。これで作業の半分以上できたものだ(その先の工事はどうでもなる)。
アサヒの箱に入っていた分岐接続菅を取り付け、便器貯水タンクへの配管は家に余っていたフレキシ菅にOリングを入れて接続。
ウオシュレットの給水ホースを取り付け給水分岐菅に接続。これで全部水回りは繋いだ。
便座を所定の位置に固定、水漏れがないのを確認して電気コンセントを入れ、アースを繋ぎ家内に試運転して貰う。
全てうまく行ったようだ。
やれやれ!これで家内もゆっくり何度でもトイレに通える。
作業のため、1階トイレはほぼ24時間使えなかったが2階トイレがあるのがどれだけ有難かったか!
これで今まで合計7個(他所の家2個)のウオシュレットを取り付けたことになる。すべてメーカーが違うが止水栓付き給水管があればどれでも大丈夫だ。スマートさに劣るが今回取り付けた蛇口止水タイプが一番実用的。
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