なんでも人生

Whatever life is

セクハラ Sexual harassment

2020-07-10 | 日記
韓国ソウル市長が自殺。理由は職員へのセクハラ行為を訴えられ、恥ずかしくてこの世から逃亡したようだ。
セクハラとは性的(sexual)嫌がらせ(harassment)で相手に不快な思いをさせることなので当然やってはいけないが、受け止める側の主観的(感覚的)なものだから明確な線切がない。一般的に男性(勘違い集団)が加害者で女性が被害者のケースが多い。アメリカの映画など見ているとメチャクチャセクハラ用語が使われ(男女間で)、国によって相手によって違う。一つだけ言えるのは相手が不快になったらセクハラだ。いま問題になっているのは、職場などで上司が部下に、または集団が個人に嫌がらせ(ハラスメント)を行うことで、パワハラと呼ばれ被害者が弱い立場にあることだ。子供の世界ではいじめは普通にある。チビ、デブ、ブス、ノッポなど正直(?)に表現するが、大人がそれは相手を傷つけるから言ってはダメだと注意しないと直らないし、弱いものいじめは集団化する。イジメられたくないからイジメる側につく。

私は今から50年前にアメリカに渡りアメリカ人家庭(夫婦)で暮らし始めた。夫妻の友人(年配者)に紹介される時、男性は握手(はっきり言ってこれも慣れてなかった)だが女性(特に年配者)から抱きしめられてキスをされた。当然そんな作法には慣れていないので、最初は当惑した。しかしこれが親しみを込めた挨拶だと理解すると何ともない(?)。そのうち、その人らに会う(別れる)たびに私も自然に両手を広げ軽く抱き合い頬をつけるのが普通になった。多分私がそれを避けたら、相手の親愛感情を傷つけることになっただろう。しかし、思い出すにハグする相手(ルイス、ドローシー、ポーリーなど)の胴回り(胸回りも)1.5mぐらいあったのでは?
ハグ(抱き合う)も日本でもそろそろ普通になりつつある(違うか?)。

私は会社で遵守委員長を任命されていたが、ある上司が女性部下の産休申請に「女性はこんなに休めていいな」と漏らしセクハラ問題になってしまった。当然、当時(多分今でも)男性の育児休暇などなかったし、この上司ゴルフ好きで休んでゴルフしたくて仕方がなく、ついイヤミでなく羨ましく出た言葉だが、気を使いながら申請した女性社員には嫌がらせにしか取れない。その昔、平気で女性社員に「彼氏できたか?結婚未だか?子供は未だか?」と話しかけたが、いまでは立派なセクハラに該当しかねない。家内は私と結婚した時、大阪市の公務員で男性が圧倒的に多い職場で勤務していた。結婚してしばらく子供ができなかったので、職場でさんざん「子供未だか、作り方知っているのか?」などからかわれたようだ。当時の職場ではこれくらいの親愛表現(?)はよく耳にしたが、今では相当ヤバイ。

今アメリカでBLM(黒人差別)が大問題になっているが、これは私には単に警官(たまたま白人)が犯罪者(たまたま黒人)に暴行(窒息、殴打)して死に至らしめたと見えるのだが? アメリカで警官により死亡した白人の数は黒人の約2倍が報告されている。しかし確かにアメリカでは優位性を誇り人種差別する白人がいるのも事実だ。KKKはその代表集団で、今でも実在するのが驚愕。白人の祖先にはそこらで遊んでいるアフリカ人を捕まえ(拉致)て奴隷として売り飛ばしたひどい商人(犯罪者)もいた。現在のアフリカ諸国が貧困にあえぐ要因の一つは、欧州白人国家が先を争い植民地化して搾取だけして現地人に正当な権利と機会(政治、教育、職業)を与えず、最後は全てを放棄して混乱だけを残して去ったことだ。今の香港問題も、高度な自律社会(例シンガポール)を確立して残さなかった英国の責任は大きい。日本も戦時中に中国や朝鮮、他の諸国にひどいことをした事実は認めるが、台湾などでは日本の教育、農業技術など根付かせ感謝している人もいる(韓国の被害者意識とは大分違う)。人間社会では勝利者は正義でどんな悪いことをしても犯罪者扱いにはならない。キリスト教徒に美談で語られる十字軍も、異教徒(回教徒)を大量殺戮して婦女子を片っ端から暴行した事実がある。広島、長崎に原爆を落とし何十万人も殺戮しても正当化され、ドイツがもし戦争に勝っていたらユダヤ人大虐殺も善行(美談)になってしまったであろう。 私の話も支離滅裂になり他人を傷つける前にこの付近で終わろう。
下の写真はセクハラを受けて困惑している可哀そうな男性たち。


コメント
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