なんでも人生

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屋外階段手すり作成    Handrail to outside steps

2022-05-07 | 日記
我が家(庭)への来訪者に高齢者が多い。我々夫婦も高齢者だが、歩き慣れているのため逆に危険個所に気付かないところもある。
私が石を敷き詰めた坂(ヨーロッパ坂と呼んでいる)があり、スロープ(運搬車用)が雨が降ると滑るので2年前に階段を作った。
今回そこに手すりを設置することにした。先日下のウッドデッキパーゴラ解体で出た鉄管(6m)の処分方法を考えていたが、うまく手すり支柱に利用できる。
鉄管(足場鋼管)を80㎝長に階段斜度を付けて切断。それを階段脇にモルタルを練って急結材を混ぜ4m間隔で水準器を使って垂直に立てていく(少し歪んで立ったのもある)。本当は地中に穴を掘りたいが下地コンクリートが硬く掘るのが大ごとになるのでコンクリートに接着剤(マノールアクリット)を塗り急結材混合の硬めのモルタルを盛ると2-3分で硬化が始まる。

手すりの材料だが腐食しない(遅い)C鋼管(30x30x60x4000mm)を使うことにした。手で握った感じもピッタリくる(夏は熱いかも?)。
立てた支柱間隔(4m)でC鋼を階段曲がり角度に合わせて切断、溶接機でMAG(ミグ)点付けをしていく。そして支柱中間点(2m)に勾配に合わせて50㎜角柱(余りもの)を支柱用に切断(1㎝ほど短めに)して垂直に点付け溶接して(ブラブラ状態で)足元にモルタルを盛って中間支柱を作る(最初から3本支柱の斜度出しは難解すぎる)。レール接続箇所(支柱)補強にLアングルを溶接。
 
溶接は下手だがミグコロコロ盛りで、後でグラインダーで削って格好はつく。本当はアーク溶接(MAA)の方が良いのだろうが、下手なため薄いC鋼に穴を開けそうなのでMAGで済ます。C鋼の端には鉄板を切り出し溶接。
フルフェースの溶接ヘルメットを被っての作業は暑く息苦しい(両手を使えるのは便利だが)。この溶接ヘルメット溶接火花に反応して自動的に暗くなるが、暗すぎて溶接個所が見えにくい。もう少し明るければ見やすいのだが、それでも段々慣れてくる(勘が働く)。

最後は油性速乾ペイントを2度塗り完成(家内が手伝ってくれた)。家内の感想は公園みたい。
 

来訪された方は、安全のためこの手すりを持ってキッチンハウスまで往復してくださいね。他の場所にもボチボチ設置予定。


その後、違う登り口2か所にも余った部材(溶接で端材つなぐ)で作る。

さらにあと3か所
 


これだけMIG溶接すると、最初から溶接機にセットしていた0.8mmフラックスワイヤー(1㎏)を使いきってしまった。予備に1巻買っていたのでそれをセットして、アマゾンで予備1巻(1680円)注文(翌日配達)。
これだけ手すり付けたら、今度は家内は老人ホームだねと感想。当たり。
もうこれでやめておこう。
コメント
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