石膏ボードは運搬や加工しやすさのため薄い方(9.5㎜)を使うことにした。いろんなものが倍近く値上がりしているが、石膏ボードだけは価格は抑えられている。一枚見本で切断(カッターで)、ビス(専用)打ちを取り付けして依頼主に後の作業をお願いした。ビス打ちが微妙な手加減(ビス頭がホンのちょっと沈むほど)が難しい。後で点検したら打ち込み過ぎて抑えが効いていないのもあるし、私の説明もまずいところもあったがスイッチやコンセント部分の切り込みは大きすぎて手直しが必要。下の写真は補修後。
最終的に下部はタイル張り、上部は漆喰を塗ることにしているので少々の穴は塞がれる。
レンジフードは取り寄せてあるので、仮取り付けして位置決めをしようと思うが少し重いのでやっかいだ。75㎝幅の格好いいのを買ったが少し大き過ぎたのかも? 開けておいた排気口(100㎜)の位置も違うし、ダクトの大きさも150㎜仕様になっているので開け直しだ。
内装に漆喰を考えていたが珪藻土を選択。理由はうちのトイレに私が珪藻土を塗った経験から表面が光らないし呼吸している感じがする。
依頼主夫婦で塗るみたいなので二人に塗り方の手本を見せ、道具(鏝と受け皿)を2セット用意した。当人の希望で塗り方もまだら模様(鱗状)に塗るようなので難しいことはない。そのはずだが、ご主人は練ってある珪藻土を鏝に盛りべちゃっと真ん中から抑えるので仕上がりが奇麗でない。鏝は盛った珪藻土を少し斜めにして下から上(左から右)に伸ばすのが普通の思考だと思っていた私が甘かった。手本もそのように見せたので奥さんの方は奇麗に仕上がっている。彼にはもう一度手本を見せ教えてたところ奇麗に伸びると喜んでいたが、今度は下から上、上から下に抑えてに戻すのでお城の白壁になる。場所により塗り上りが違うが、自分の家の壁なので好きにやってらよい。
フレンチブルーの外壁に合った玄関ライトをネットで注文。入手に10日もかかり、発送元は中国であった。見た目はとてもお洒落だが品物はペラペラ、電線も細い撚線でコネクター端子に入らないので単線に巻き付けて差し込む。少し角度調整しようと軽く力を入れたら薄いヒビが出る。しかし、アイリスのフィラメントLED電球を入れたら見た目は上品で依頼主はとても気に入ったようだ。