ごくフツーの男子中学生が、ひょんなことから、大学院の解剖学教室の研究員(医学生)として、スカウトされる。
そして、ついには 研究論文まで発表する運びとなったものの、
あれやこれやと問題が巻き起こる・・・
という話。
舞台は、笑っちゃうのですが、
あの桜宮市の東城大学の医学部。
しかも、高階学長も出てきます…。
と、思って読んでいたら、
なんと、ジェネラルルージュ の舞台となった、通称 オレンジ(救命)は、
潰れてしまったのですね・・・
あらら…。
海堂先生の作品の中で、ワタシは ジェネラル…が1番好きなので、
翔子ちゃんが、みごと師長に出世して登場してきた演出は、嬉しかったです。
あとは~ ・・・、
この作品は、主役(薫くん)が中学生であるため、
同級生(医学オタクの三田村くんや 美智子ちゃん)とのやり取りが、微笑ましくて
そこが、大人たちの裏社会(大学院)との対称を醸し出していて、面白く読めました。
海堂先生の作品の中では、好きな部類に入りますか…。
あ、
いよいよ、今週末から「ジーン・ワルツ」が公開!
観なくっちゃ。
海堂作品は、映画版が面白い(わかりやすいし)ので 期待してます。
楽しみ~ ♪