相変わらず柚木Aセンセイ過去作品を読み進めておりますが…
今回読んだのは 3年(以上)前に発刊された 作品 ですが、面白かったです。
なかなか♪
下記のとおり、6編から成る短編仕立てですが、通しの長編で 大作家・有森樹李の成長記 が描かれています。
1. 私にふさわしいホテル
2. 私にふさわしいデビュー
3. 私にふさわしいワイン
4. 私にふさわしい聖夜
5. 私にふさわしいトロフィー
6. 私にふさわしいダンス
柚木Aセンセイ バリのブラックユーモアも冴えわたっていますし、
それでいて 憎めないキャラ。(笑)
終わってみれば、結構 いい人揃いだったなぁ… というところが、柚木A作品に共通する 読後感の良さの繋がる、好きな部分でアリマス。
作家を志すも 前途多難な行く手を阻まれる加代子。
しかし、あり得ない変貌を遂げ、不可能を可能にし、言わば 強引とも言える加代子のサバイバル根性、独自のやり口で 堂々とベストセラー作家としての大成功を納めるストーリーは、痛快だからこそ かえって許せちゃいます。(爆)
文学界のドンファン、東十条宗典も 愛らしいキャラで 加代子との絡みが…
というより、東十条大センセイが ペーペー作家の相田大樹 = 有森樹李 = 中島加代子 に振り回されているのですが…(笑)
このあたりの展開も 柚木Aテク が冴えていますねぇ~。
遠藤先輩 = 編集者 = 加代子の大学の先輩 も、なんだかんだ 加代子の人間性と面白みを買っていて、協力的な良心を持ち合わせているところも この作品が爽やかな要因ですね。