ちょっといい話。
ある工場でのこと。男性特有の悩み・・・「寂しい頭髪」に悩む社員がいた。彼はそのことがコンプレックスで、どうしても言動が消極的に・・・。周りもそんな彼に気を遣い、そのことには一切触れずにつきあってきた。
新しい工場長がやってきた。
その工場長は、彼のコンプレックスに対してある意味土足で踏み込んでいった。
「おい、ハゲ」
誤解のないように付け加えるが、これは中傷ではない。「そんなコンプレックで消極的にならんでもええ!しゃあないやないか!こそこそと隠すようなことするんじゃなく堂々と見せていけ!!!」というエールであり部下に対する愛情。その証拠に、
最初はとまどっていた彼もそのうちそれを受入れ、2年後には自ら
「光ちゃんで~す」
と愛嬌のある外見上の特徴をアピールできるようになった。明るくなった。
そして、彼女が出来た。(その後結婚したらしい)
気持ちが優しくて気遣いができる。裏方に徹して人のため会社のために一生懸命働いている彼。
輝いてますよ!光ちゃん!!