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マーケティング研究 他社事例 722 「ゴーストレストランは外食の救世主になるのか?」 ~増す経営の自由度~

2021-01-10 18:17:07 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 722 「ゴーストレストランは外食の救世主になるのか?」 ~増す経営の自由度~


東京・中目黒には「KitchenBASE(キッチンベース)中目黒」があります。

キッチンベースは、シェア型ゴーストレストランです。

約2坪の厨房を4つに、5つのブランドが同居して中華、タコス、海鮮丼、ニューヨーク風の屋台飯などを提供しています。

キッチンベースを運営するのは外食ベンチャーのSENTOENで、自社ブランドは2つで、残りは別の外食店の運営となります。

デリバリーの受付端末の設定、商品撮影、ウェブサイトでの収益管理などお膳立てをして、入居店は最短1ヶ月で開業出来る仕組みです。

コロナ禍では家賃が重荷で外食店の閉店が相次いでいますが、通常の初期コストが1000万円だとすると、キッチンベースなら10%ほどの費用で済むと言います。

山口代表は「ゴーストレストランという言葉が外食業界で市民権を得た。初期コストが下がれば、参入者が増えて外食産業にイノベーションが起きやすくなる」と話します。

2019年1月設立のゴーストレストラン研究所はシェアではなく、自社開発のメニューを展開します。

西麻布の店舗を拠点に、麻婆豆腐や二日酔い向けの栄養価の高い料理、スンドゥブ専門店など14のブランドを手掛けています。

このような『マルチブランド戦略』が、ゴースト化の利点です。

季節、流行、地域に応じて業態が代わり、小さな投資で複数のブランドを生み出し、手応え次第で打ち手を変えるという素早い変化ができるのがゴーストレストランの真骨頂です。

コロナ禍で急速に存在感を増すゴーストレストランですが、外食店がウーバーイーツなどフードデリバリー業者に支払う手数料は、注文金額の30~40%となり、外食店が吸収できる金額ではなく、販売価格に上乗せせざるを得ないため、どうしても割高になります。

過当競争も起きそうが、増加するデリバリーに加え、コンビニエンスストアなどの「中食」との競争は厳しさを増しています。

また、既存の調理施設と仕入れで揚げ物、カレー、煮込みといった「定番」をデリバリーに転用するケースが多い事も競争を激化させているのです。

複数のフードデリバリーサービスを使うと、「注文の受け付けタブレットが店舗内にあふれる」(外食関係者)ことも負担です。

タブレットとレジを連結できないと、従業員は、注文をレジに打ち込む『二度手間』を強いられます。

こうした構図は、複数のグルメサイトと契約してきた外食店と重なります。

掲載数が多いと席在庫(空き席)の管理が非常に煩雑になる上、手数料が高くなり、こうした背景から、一部の外食店は「脱・グルメサイト」を進めています。

フードデリバリーでも同じことが起きるかもしれません。

ゴーストレストランは広がり始めたばかりです。

メニュー、宣伝法、配達コストのいずれも課題があり、各社は勝ち筋を模索しています。

SENTONEの山口代表は、「シェア拠点が増えれば、「旅する料理人」が生まれる。食べる側も、様々な料理が選べて魅力は高まる」と展望を述べています。

身軽さを武器に、新たなビジネスモデルを生み出せれば、外食産業の希望になりそうですね。


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R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。

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HP https://www.fuudokaikaku.com/

お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 
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