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マーケティング研究 他社事例 733 「インドの不動産バブルの崩壊」 ~あなたはここから何を見いだしますか?1~

2021-01-22 08:51:38 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 733 「インドの不動産バブルの崩壊」 ~あなたはここから何を見いだしますか?1~


新型コロナウイルス感染症対策として、国の財政出動が続いています。

このお金はどこから生まれているのでしょうか?

驚くなかれ、国の借金からお金は生まれています。

現代貨幣理論で言えば、国の借金は借金が民間に使われている限り、それは借金という一側面だけの話では無く、国のマネーが増えるという事になります。

お金が増えるのでいい事と思う人が多いかもしれませんが、お金も増えすぎると困る事があります。

それはインフレです。

しかし、現在財務省のHPの発表からもわかるように、インフレの最たるものの『ハイパーインフレ』の発生は無いと断言しております。

逆に言えば、まだ市場にお金が足りないからデフレであるとも言えるのです。

ですから、現在の国は出し渋る事無く、どんどん財政出動をすればいいと言う話になります。

これが簡単にご説明する現代貨幣理論MMTのお話です。

ですから、今回、企業に対する支援策としてコロナ対応策として融資制度を打ち出しているのです。

なぜなら、どんどん借金をしてもらった方がお金がどんどん発行されるからです。

しかし、まだ疑問が残ります。

国の借金は国債です。

国債には利息が発生します。

ですから、国は税金と言う形で国民から正しく税金を徴収し、そういった費用にも充てなければならないと思います。

ですから、どんどン借金を増やすと言う事は、いずれ国民に負担がかかるという事の裏返しなのです。

ここまで、お金の話をしてきたつもりですが、一つの現象が様々な所に影響する事を説明したかったからです。

さて、本日の本題は異国インドの不動産に関するお話となります。

このお話も様々な形で、日本にもいずれ影響を与える話になるかと思いますので、記事にしたいと思います。

・・・。

インドの首都ニューデリー近郊にグレーターノイダと呼ばれる地域が道所に広がっています。

ここに至るハイウェイ―沿いに、未完成のまま工事が中断されたマンション群が何kmにもわたって続いているそうです。

空っぽの建物が立ち並ぶこの光景は不動産不況の証です。

インドでは新型コロナウイルス感染のパンデミックが不動産不況の長期化に拍車をかけています。

現在では、数百棟のビルが未完成のまま放置されているといいます。

日雇い建設作業員は、月に20日の仕事がありましたが、今は15日程度しか仕事が無いそうです。

「仕事に出かけても手ぶらで帰って来るしかない」

建設作業員たちは口々に嘆いています。

これら建設作業員が苦境に追い込まれているのは、インドの不動産デベロッパーが深刻な不況に見舞われているからです。

業界は融資バブルに浮かれ、大規模な借入に走りましたがバブルは5年前にはじけました。

その余波を受け、インドの金融セクターは危機に陥りました。

最近のインドの投資調査リポートでは次のような指摘があります。

「インドでは今日、相当数のマンションが宙ぶらりの状態にあり、建設途上のまま竣工にこぎ着けることが出来ていない。こうしたマンションは金額にして2.8兆ルピー(約4兆円)の規模に膨れ上がった。それに伴い、1.2兆ルピー(約1兆7000億円)に上る融資の返済が危うくなっている」

インドの不動産業界が直面する混乱は、何年も前から下地が出来ていたようです。

インドは10年前に経済成長が最も早い経済大国の一角を成しており、不動産デベロッパーはノンバンクやプライベートエクイティ企業から建設資金を借入、勃興する中産階級のニーズに応える建設プロジェクトを次々に発信させました。

その結果、多くのマンションが、完成する前に住宅購入者に販売されました。

こうした「オフプラン」でのマンション販売がピークに達した2010年~2013年には、毎年40万~45万戸の新築住宅が供給されました。

これは、その5年前の規模の3倍超に当たり、この結果、前例のない水準の在庫が積み上がりました。

やがて、いくつかの出来事が重なってバブルは崩壊してしまいます。

そして、デベロッパーの財務は深刻な圧力にさらされ、その一部は「オフプラン」で家を買った購入者が既に代金を支払っているにもかかわらず、プロジェクトを完成させられない事態に陥りました。

(続く)



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お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 
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