マーケティング研究 他社事例 738 「高級スイートでお仕事も?」 ~仕事部屋としての需要はあるか?~
「宿泊用の部屋を仕事スペースとして貸し出す!?」
新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)を受け、ホテルにはお客が来なくなりました。
その一方で、来る日も来る日も自宅のキッチンテーブルで仕事をするのは耐えられない、退屈だ、というテレワーカーもいる事でしょう。
そのマッチングとして、大手ホテルチェーンは新たな市場を構築しようとしています。
アメリカのヒルトンは「ワークスペース」と名付けた新サービスをアメリカ、イギリス、カナダで立ち上げました。
顧客はホテルのスポーツジムやプールを利用できるほか、自転車も無料で借りられます。
アメリカのウインダム・ワールドワイドはカルフォルニア州、フロリダ州、サウスカロライナ州のホテルでビジネスパーソン向けのパッケージを提供しています。
ホテル業界はこれまで出張者や各種会議、チームの集まりなどに対応することでビジネス顧客から多額の収益を上げて来ました。
ノートパソコンを持ち歩くビジネスパーソンに訴求するには良質のWi-Fi(無線LAN)設備が必要であることも以前から認識しています。
しかし、机に向かって1人で仕事をする層に向けて、宿泊用の部屋を日決めで貸し出すことは考えて来ませんでした。
しかし、予算がかなり高くついてしまいます。
イギリスの高級ホテル、ソフィティル・セント・ジェームスでは1日299ポンド(約4万円)の料金を支払うことが出来る人にとっては文句なしに素晴らしい隠れ場所となるでしょう。
高級スイートらしく、ラウンジに机とプリンター、シュレッダーが備わっており、4人掛けのテーブル座り心地のよい椅子2脚、ソファーというしつらえです。
ペンが数本とセロハンテープ、ハサミ、ホチキスが置いてあり、ホテルのスタッフは皆マスクを着用し、安全な距離を保っています。
部屋の中は静寂そのもので、集中するにはまたとない場所でした。
こうした設備は素晴らしい一方、料金はほぼ間違いなく予算を超えます。
正社員は、オフィスにこもれば余分なコストを避けられ、フリーランスの人なら最寄りのカフェに行くのがいいかもしれません。
ソーシャルディスタンスを気にする必要はありますが、カプチーノ数杯分のお金を払えば仕事場が確保できます。
イギリスでしたら伝統的なパブに行くと言う選択肢もあるのかもしれません。
イギリス北西部の街ウォリントンのある宿屋では、インターネット接続と1回分の食事、それに飲み放題のコーヒー込みで1日12ポンド(約1600円)のパッケージを提供しています。
移動においても問題が残ります。
毎日の通勤からの解放はロックダウン(都市封鎖)がもたらしたおおきな恩恵です。
したがって、ホテルの部屋が最も魅力的に映るのは、家から近い場合です。
つまりホテルは都市の中心部ではなく郊外にあることが求められ、しかも郊外のホテルであれば、料金もずっと安くすみます。
そうではあっても、どうでしょうか?
この市場はニッチなものになる可能性が高いと言えます。
自宅で仕事をすれば、自分にとって心地良いもの(本やスナック、好みのお茶など)がいつでも手に取れますし、宅配業者や管理人が来ても応対できます。
それにホテルの部屋で一人机に向かっていれば、たとえ集中はできても、自宅の慣れ親しんだ環境にいる場合より孤独感が募りやすいのではないのでしょうか。
いずれにしても、費用対効果も見ながら、ホテル業界の新サービスを見守ろうではありませんか。
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。
彩りプロジェクトでは、ビジネススキルに特化した、オンラインセミナーをサブスクリプション制(定額制)でご案内しております。
毎月定額(基本価格10,000円(税抜)※企業規模(パート社員含む社員数)で価格は変動します)をお支払いいただく事で、何人でも何回でもご参加いただけるビジネスセミナーを開催しております。(別途カレンダー参照)
内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
セミナー名の一部をご紹介します。
・パラダイムシフトが必要なあなたのマネジメント力
・影響力から見るあなたのチームワーク力
・求められているそれを知り意見を伝える力
・創再共イノベーション力
・予定調和じゃ無い方のPDCA力
・非認知的アプローチから入るコーチング力
・笑顔がもたらす効果コミュニケーション力
受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
定額制で何人でも何回でも受講が可能です!!
詳しい、資料のご請求や、ご質問等は以下にメールをお待ちしております。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
「宿泊用の部屋を仕事スペースとして貸し出す!?」
新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)を受け、ホテルにはお客が来なくなりました。
その一方で、来る日も来る日も自宅のキッチンテーブルで仕事をするのは耐えられない、退屈だ、というテレワーカーもいる事でしょう。
そのマッチングとして、大手ホテルチェーンは新たな市場を構築しようとしています。
アメリカのヒルトンは「ワークスペース」と名付けた新サービスをアメリカ、イギリス、カナダで立ち上げました。
顧客はホテルのスポーツジムやプールを利用できるほか、自転車も無料で借りられます。
アメリカのウインダム・ワールドワイドはカルフォルニア州、フロリダ州、サウスカロライナ州のホテルでビジネスパーソン向けのパッケージを提供しています。
ホテル業界はこれまで出張者や各種会議、チームの集まりなどに対応することでビジネス顧客から多額の収益を上げて来ました。
ノートパソコンを持ち歩くビジネスパーソンに訴求するには良質のWi-Fi(無線LAN)設備が必要であることも以前から認識しています。
しかし、机に向かって1人で仕事をする層に向けて、宿泊用の部屋を日決めで貸し出すことは考えて来ませんでした。
しかし、予算がかなり高くついてしまいます。
イギリスの高級ホテル、ソフィティル・セント・ジェームスでは1日299ポンド(約4万円)の料金を支払うことが出来る人にとっては文句なしに素晴らしい隠れ場所となるでしょう。
高級スイートらしく、ラウンジに机とプリンター、シュレッダーが備わっており、4人掛けのテーブル座り心地のよい椅子2脚、ソファーというしつらえです。
ペンが数本とセロハンテープ、ハサミ、ホチキスが置いてあり、ホテルのスタッフは皆マスクを着用し、安全な距離を保っています。
部屋の中は静寂そのもので、集中するにはまたとない場所でした。
こうした設備は素晴らしい一方、料金はほぼ間違いなく予算を超えます。
正社員は、オフィスにこもれば余分なコストを避けられ、フリーランスの人なら最寄りのカフェに行くのがいいかもしれません。
ソーシャルディスタンスを気にする必要はありますが、カプチーノ数杯分のお金を払えば仕事場が確保できます。
イギリスでしたら伝統的なパブに行くと言う選択肢もあるのかもしれません。
イギリス北西部の街ウォリントンのある宿屋では、インターネット接続と1回分の食事、それに飲み放題のコーヒー込みで1日12ポンド(約1600円)のパッケージを提供しています。
移動においても問題が残ります。
毎日の通勤からの解放はロックダウン(都市封鎖)がもたらしたおおきな恩恵です。
したがって、ホテルの部屋が最も魅力的に映るのは、家から近い場合です。
つまりホテルは都市の中心部ではなく郊外にあることが求められ、しかも郊外のホテルであれば、料金もずっと安くすみます。
そうではあっても、どうでしょうか?
この市場はニッチなものになる可能性が高いと言えます。
自宅で仕事をすれば、自分にとって心地良いもの(本やスナック、好みのお茶など)がいつでも手に取れますし、宅配業者や管理人が来ても応対できます。
それにホテルの部屋で一人机に向かっていれば、たとえ集中はできても、自宅の慣れ親しんだ環境にいる場合より孤独感が募りやすいのではないのでしょうか。
いずれにしても、費用対効果も見ながら、ホテル業界の新サービスを見守ろうではありませんか。
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毎月定額(基本価格10,000円(税抜)※企業規模(パート社員含む社員数)で価格は変動します)をお支払いいただく事で、何人でも何回でもご参加いただけるビジネスセミナーを開催しております。(別途カレンダー参照)
内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
セミナー名の一部をご紹介します。
・パラダイムシフトが必要なあなたのマネジメント力
・影響力から見るあなたのチームワーク力
・求められているそれを知り意見を伝える力
・創再共イノベーション力
・予定調和じゃ無い方のPDCA力
・非認知的アプローチから入るコーチング力
・笑顔がもたらす効果コミュニケーション力
受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣