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マーケティング研究 他社事例 729 「注意すべきインフレリスク」 ~FRBは軽視!?~ 

2021-01-18 10:54:27 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 729 「注意すべきインフレリスク」 ~FRBは軽視!?~


2020年11月9日の週、金融市場は歓迎すべき2つの好材料に沸きました。

1つ目は言うまでもなく、ファイザーとビオンテックが共同開発している新型コロナウイルスのワクチンが、かなり高い効果を持つと臨床試験で確認されたというワクチン開発に関するニュースでした。

この報道を受けて、2021年中に新型コロナウイルスの感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)が終息するとの希望が広がっています。

投資家は景気回復シナリオに沿ったポジションの構築に向けて動き始めています。

市場では10年物米国国債の利回りが1%の大台に向けて小幅上昇に、割安株の株価が急騰しました。(2020年11月中旬)

対照的に多数のIT関連銘柄の株価が急落しました。(2020年11月中旬)

(裏返すと、IT業界はロックダウンの恩恵を最も大きく享受する業界の一つと見なされていたと言えます)

一方で、2つ目の好材料はあまり明白なものと見なされていないと言えます。

そもそも政策担当者の多くが、長らく鳴りを潜めていたインフレリスクが再燃する恐れがあるとの声が市場で高まりつつあることという、このニュースを好材料に分類しようとはしないでしょう。

ゴールドマンサックスは2020年11月10日発表のリポートで、2021年の主要テーマの一つはインフレ懸念が高まる中、イールドカーブ(利回り曲線)の傾きが大きくなることだと顧客に警告しました。

イールドカーブとは、複数の結んだ曲線を指すもので、景況感を表す指標の一つとして知られています。

イギリス資産運用会社のラファ―及びウィリス・オーウェンも、その裏付けとして20世紀の金融の歴史を示すチャートを引き合いに出して同様の警告を発しています。

通常は政府によるリフレ政策(市中に出回るお金の量を増やし、人々のインフレ期待を高めることでデフレ脱却を図る金融政策)が奏功し、経済が景気後退のショックから回復するにつれて往々にして物価が急騰することが、同チャートからは読み取れるとの事です。

一部の政府関係者も同様の見方をしており、「投資家はインフレについて再び考え始める必要があるだろう」とウィルバー・ロス米商務長官は発言しています。

ロス長官は「インフレが制御不明になる」ことは予想していませんが、インフレを取り巻く考え方が従来のものと変化しつつあること、そしてそれに伴い、金融市場の価格変動のあり方が激変することもあり得ると見ています。

その結果、投資家は債券に投資することに不安を覚えるようになるかもしれません。

とりわけ、膨らむ政府債務を賄うため、政府が大量の債権発行を余儀なくされることを考えれば、そうした懸念はより高まります。

しかし、アメリカ連邦準備委員会(FRB)の関係者は恐らく、そのような見方には同調しないと思われています。

むしろ、こうした論調は危険だと嘲笑するかもしれません。

なぜなら統計などからは金利上昇圧力が強まっている兆しがまったく見られなかったからです。

コロナ禍の中、アメリカのコア消費者物価指数は急落し、今は1.6%近辺で推移しています。(2020年11月中旬)

しかし、アメリカの直近の指標の値は実態よりも低く見積もられているかもしれません。

2020年11月9日の週、国際通貨基金(IMF)のエコノミストはパンデミック(世界的大流行)下で世界のインフレ率は実際の水準よりも約0.23%ポイント過小評価されていると指摘しました。

ロックダウンに伴う消費動向の変化を反映した消費関連指標が更新されていないためです。


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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 
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