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マーケティング研究 他社事例 726 「カナダの新型コロナウイリス対策2」 ~それでも難しいかじ取りとなる~

2021-01-15 09:57:41 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 726 「カナダの新型コロナウイリス対策2」 ~それでも難しいかじ取りとなる~


カナダでは教育と医療が拡張されたことで、女性たちが救われました。

これらの業界では労働力の大半を女性が占めています。

新型コロナ禍で真っ先に仕事を休まざるを得なかった母親たちは、9月に入って学校や託児所が完全に再開されると仕事に復帰しました。

有給休暇は比較的多く、新型コロナウイルスの感染拡大が激しかった間、連邦政府と州政府(管轄する部門が異なる)は子育て中の人やその他の労働者に認められる無給休暇を増やしました。

労働者が望むだけ休めるようにしたところも多く、それにより、たとえ従業員が働けなくても雇用者が彼らを解雇することが出来なくなりました。

それでもなお、カナダでは男性よりも女性の方が多くの労働時間を失っています。

ただし、TDバンクのチーフエコノミスト、ベアタ・カランチ氏によるとその差はアメリカほどではないとの事です。

人々が、買い物する場所を実店舗からオンラインに移すのに伴い、電子商取引部門における雇用が急増しています。

この動きはアメリカでも見られますが、カナダはもともとそうした雇用が少なかったため、成長の伸びしろはアメリカより大きいと言えます。

エネルギー相場が低迷し、油田を抱えるアルバータ州は打撃を受けていますが、金、銅、木材などの天然資源は高価格を保っています。

住宅市場は、今後も在宅勤務へのシフトが続くとの考えからより大きな住まいを求める人々の需要に支えられています。

全体で見ると、20ある主要な産業部門のうち8つが現在、1年前を上回る水準で動いているようです。

カナダは10月30日に移民の受け入れ目標を17%引き上げました。

それほど強気になれるのは、景況感が高まっているという事の証拠ではないでしょうか?

カナダ政府は来年、40万人を超える永住者を新たに迎える計画です。

これは全人口の1%を上回る数字です。

これほど多くの移民を受け入れるのは1913年以来となるそうです。

こうした背景があるにもかかわらず、IMF(国際通貨基金)やカナダ銀行など大半の金融機関は、カナダのGDPがパンデミック前の水準に戻るのはアメリカよりも後になると予測しています。

雇用が堅調であるにもかかわらずGDPの戻りが遅れるのは、非生産的な職が存続するのを政府が支給する補助金が下支えする現実を示しているのかもしれません。

2020年9月には、パンデミック前のカナダの労働人口の8%に当たる170万人の被雇用者がカナダ緊急賃金助成制度の恩恵を受けました。

このプログラムは従業員1人当たり月平均1000カナダドル(約8万1000円)超の人件費を補助するものです。

この制度を利用した労働者の約5分の一は、低迷に悩む接客業に従事していたと言います。

アメリカにも中小企業に人件費を補助する政策がありますが、対象範囲はカナダに比べ狭く、2020年8月には新規の申し込みを打ち切っています。

カナダは支給額こそ減らしたものの、2021年の6月までに期間を延長しました。

この点において、カナダの取り組みは欧州に近いように見えます。

欧州では、雇用支援策が労働市場の脆弱性を見えにくくしていますが、GDPの落ち込みは隠しおおせていません。

ここにきて、新型コロナウイルスの感染が再び勢いを増していると言えます。

州と都市は規制を改めて導入するにあたり、それがもたらす経済的打撃を最小限に抑えようとしています。

これには難しいかじ取りが要求されます。

ウイニペグでは、パブやレストランに対し、冬の間、野外でのサービス提供を許可する規則を策定中です。

ちなみにこの町では、1月の最高気温の平均が摂氏マイナス11度にとどまります。

新型コロナウイルスの感染状況がどうなるかは未知数ですが、カナダも他国と同じように、感染拡大を抑え込むとの希望が打ち砕かれ、経済が再び停滞する可能性があります。

しかし裕福な国々の中にあって、カナダはこれまでどちらの面でも健闘していると言えます。


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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 
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