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マーケティング研究 他社事例 728 「不振企業の延命につながっているのか?」 ~持続化給付金終了~ 

2021-01-17 09:32:46 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 728 「不振企業の延命につながっているのか?」 ~持続化給付金終了~


新型コロナウイルスの感染拡大状況が依然予断を許さない中、政府は新たな経済対策を視野に第3次補正予算案を編成する方向で動きだしています。

予算規模は10兆円程度になる見通しで、今度の通常国会で提出すると言います。

そんな中、2021年10月30日に発表された9月の有効求人倍率は1.03倍と、6年9カ月ぶりの低水準でした。

雇用や事業継続への対策が引き続き必要な状況にあるのは確かです。

その一方で、歳出圧力が強まることに対する懸念も浮上しています。

第2次補正予算後の20年度新規国債発行額は90兆円を超え、財務省を中心に「コロナ対策にも優先順位を付ける時期に来ているのでは」との声が出始めています。

2020年10月26日に開かれた、有識者からなる財政制度等審議会(財務省の諮問機関)の歳出改革部会では、中小企業や個人事業者向けの「持続化給付金」を予定通り2021年1月で終了すべきだとする提言がまとめられました。

持続化給付金は、新型コロナウイルスの影響で売上高が前年同月比50%以上減少した事業者などが給付対象となり、法人で最大200万円、個人事業者で同100万円が補填されます。

2020年10月までに約4兆8000億円が給付されました。

迅速な給付の為審査は簡易で、昨年の確定申告書類の控えや毎月の売上データなどがあれば給付が受けられる仕組みになっていました。

その為、最近では制度を悪用した組織ぐるみの不正受給が多発するなど、問題も指摘されています。

期限通り終了すべしとの提言に至った理由について、歳出改革部会で会長代理を務める慶應義塾大学の土居教授は「緊急事態宣言や休業要請が続いた4~6月の時とは状況が違うため、一律に延長すべきではないとする意見が多かった」と話しています。

「給付金を延長してしまうと、事業が振るわない中での延命につながってしまう」といった意見もあったと言います。

中小企業の生産性の低さや統廃合が進まないといった問題は、新型コロナ前から指摘されていました。

産業の新陳代謝を促すためにも、今後はデジタル化や第三者への事業承継など新しい形でのビジネス展開を促すように支援の趣旨や目的を変えるべきとの考えです。

しかし、政府が財政審の提言をそのまま受け入れるかは不透明で、「来年は衆院選も控えている。角の立たない形での支援打ち切りは難しい」とある政府関係者からの声もあるぐらいです。

持続化給付金は事業者の受けも良く、やめるのは困難との見方です。

給付金の「出口」をめぐる駆け引きで、菅首相は自身の政策への本気度が試されそうです。

菅首相は経済政策のブレーンに、中小企業再編を主張する元金融アナリストのデービット・アトキンソン氏を起用するなど、中小企業改革に意欲を示していますが、単純な延長は改革の機会を失うだけに、避けたいのが本音と言えます。

必要な人に支援を行き渡らせるためにも、政策の効果を検証する時期に来ていると思われ、限られた財源で企業や個人のセーフティーネットをいかに確保するのかという、繊細なかじ取りが求められています。


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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 
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