12月7日は娘の二十歳のお誕生日でした。
離れているので、お祝いは出来ませんので、電話でおめでとうと伝えました。
どんなお誕生日をするのか聞いたら、来週からゼミの発表が続くので、お友達と勉強しながら、カレー鍋パティーをするとのこと。
カレー鍋・・どんなもの?おいしいの?
不況の波はどんどん大きくなって、自動車業界の4000人とも5000人ともいわれる解雇やら、会社の倒産やら、新規採用の取り消しやら、本当にこの先不安ですね。
今も深刻ですが、採用は二年後ぐらいが底になるだろうとの見通しだと聞いて、娘の卒業の年じゃん困るわ~いったいどうなるのでしょうか。
彼はボーナスが出ました。昨年並みだけど、もらえるなんてもったいない(笑)失業しないだけでもありがたい・・・・そう思えるほど恐ろしい世の中になってしましました。
さて私の祖父母は明治生まれの百姓でしたから、ひたすら働き働き、働いて一生を終えたという感じです。
広く農地を持ち小作人を雇っていたらしいのですが戦後の農地解放で農地を没収されてしまいました。
でもここからの祖父母の偉いところは、新たに農地を開拓しようと、天竜川の河原を人力で何年もかかって田畑に開墾したのです。
(今なら一級河川なら国のものなんでしょうけどねえ)
働き詰めに働いて、いつも「後生の為に、後生の為に」(子孫の為に)と幾ばくかの財産を残してくれました。
そのお陰で私たち穏やかに暮らしていけるのでとても感謝しています。
その中に、株があります。私や妹の名義のものもあります。
すでに亡くなった曾祖父、祖父のものも長いことそのままになっていたのですが、
来年株が電子化されることになって手続きが必要になりました。
曾祖父、祖父は亡くなっていますし、妹も結婚したので名前が違う、このまま電子化されると存在しない株主になってしまいます。
そうすると後々どうにもならなくなるそうです。
そこで、名義変更だ、端株の買い増しだ買取だと、やったことのない手続きを三か月ほど前からやっています。
でも電子化の通知を見ても、素人の私には書いてあることが解読できないのです。
幸い彼の同級生が証券会社に勤めているので、その方に教えてもらいながらなんとか電子化にこぎ着けました。
電子化によってこの株券は紙くずになってしまうのです
(実際は証券会社に提出しましたが)
しかし、株の大暴落の前に売買の手続きが済んだのは、よかったのか、悪かったのか?どうなんでしょうね。
買取はよかったけど、買い増しは安く買えなかったということですね
でも株で儲けようなんて気はさらさらないので、とりあえず終わってよかったと思います。
将来を考えて、名義を息子にしたものもあります。
(うまくいけば)息子も来年は大学生。
そろそろ実印があってもいいんじゃないかとこの機会に作りました。
それだけで、なんとなく大人になった気がします。