桔梗原

なははな一日

ITALIA’14 vol.4

2014-06-20 23:57:53 | 旅行
~コロッセオでタイムスリップの巻~


ローマ市内を観光するのに利用したのが、市内の名所を循環している
‘HOP ON HOP OFF’というバスです。
有名どころのヴェネツィア広場、コロッセオ、パラティーノの丘、
バチカン市国、トレビの泉などの近くにバス停があり、
何回乗り降りしてもOKなのです。
私達は二日券というのを24€(?)で買って、二日間しっかり使いました。

最初の目的地はコロッセオです。
市内全部が世界遺産のようなローマですので、コロッセオに向かう途中もどこを見ても
「うわ~すごい!」「はあ~ここも素敵!」とあっちこっちきょろきょろきょろきょろ忙しい。

  
コロッセオです!!
すごい!その存在感はまさに世界一の遺産です。
ただ、よく写真で目にする角度でのコロッセオが修復中で見られませんでした。

コロッセオの全体を入れて、人物も入れて写真を撮ろうとしても、なかなかうまくいきません。
みなさんもっと近くに来なきゃ無理でしょ~!!

この巨大な建造物が紀元80年に出来たって、人類ってすごいね!!
出来た当時は周りは全部白い大理石で覆われていたというのだから、どれほどの迫力があったのでしょう。
円形闘技場で五万人を収容したそうで、古代ローマの勢いを感じます。




まだ9時半だと言うのに、入場券売り場には長蛇の列が出来ていて、その列はどんどん伸びています。
世界中から観光客が押し寄せているのですね。
入場券を買って中に入りました。
 
この日は32度ぐらいあってとっても暑い日でした。
汗が噴き出すような炎天下を歩いていると、闘技場で剣闘士の戦いや猛獣狩りで命を落とす
人間を狂気の様相で五万人が見つめている状況がふと頭に浮かび、
二千年前のローマに思いを馳せました。





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ITALIA’14 vol.3

2014-06-19 23:55:33 | 旅行
~入場料はタダでも、収入1億5千万円の巻~

レジデンツァ アンティカ ローマで旅の最初の朝を迎えました。
ホテルのHPにリンクしていますので、ご覧頂きたいですが、
1594年築の旧修道院を利用したホテルなんですね。だから着いた時、ホテルにシスター達がいたのかしら?
HPだとトレビの泉に徒歩4分、スペイン階段に徒歩5分とあります。そんなに近くはなか・・・ふふふ・・
HPの写真だと部屋もレストランもテラスもとっても綺麗に写っていますが、これも加工過多かな~(笑)
  
私達の部屋は丁度壁に挟まれた感じの場所で、窓からの景色はこ~んな感じでした。
朝食は4Fの食堂のテラスで食べました。
海外での食事は野菜がほとんどありません。家でもパン食が多いのですが、必ずサラダを食べるので、
サラダがないのがとっても不満ですね。
エレベーターはあるのですが、旧式でボタンを押してもなかなか上がって来ないし、ドアの開閉も
二~三回出たり入ったりできるんじゃないか(笑)ってぐらい遅いので、
荷物のない時は階段で上り下りしていました。
ここは↓階段の途中です。

さて、今回の旅最初の観光はかの有名な『トレビの泉』です。
ホテルから徒歩4分ですので、朝の8時半頃です。
二ヵ月ほど前のNHKBSの世界街歩きという番組でローマ、トレビの泉周辺をやっていて、
毎朝、泉の中のコインを集めて、泉の周りを清掃する場面があって、もしかしたら見られるんじゃない?
と行ってみたら、ホントにやってました。
それもテレビでインタビューされてたお兄さんもいて、やったーーー!!

この清掃会社が開発したという水中コイン吸引機を使って泉の中のコインを吸っています。
年間1億5千万円になるんですって!!すごいですね~
それをローマ市が慈善団体に寄付するそうです。
朝はあまり観光客がいなかったので、記念写真をパチリ!
清掃中でコインは投げれなかったので、また来て投げることにしました。

 
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ITALIA’14 vol.2

2014-06-18 22:44:13 | 旅行
~エンツォいい加減にせいや!の巻~

旅行の大体の計画は義兄夫婦が立て、それに基づき航空券やホテル、
その他諸々の予約をしてくれるのはan姉です。
予約は主にインターネットなどでしたそうですが、これがすごく大変な事なんですね。
なんたって相手はイタリア人なので、とにかくいい加減らしいのです。
中でもローマで三泊するこの‘ANTICA ROMA'(アンティカ・ローマ)は
一回で予約が取れず、二回に分けて二部屋を予約したのですが、行き違いがあり、
全然予約確認は取れない、an姉が必死で調べてイタリア語でメールしても返事が来ない。
週末ともなれば電話にも出ないなど、行ってみるまで泊れるかどうかもあやふやだったそうです。
で、空港に迎えにも来ず、フロントで「ドウナッテルノ?」とan姉が言えば
「ソンナコト、シラネエシ~」みたいな感じでフロントマンのエンツォ(と名乗った)は
しらばくれ、その上「アシタニデモシュクハクリョウキンハラッテくんないかな~」
なんて言うので、an姉激怒でした。(爆)
(このエンツォが予約対応も横柄にしていたらしい)

しかしホテルは、レトロで瀟洒(敢えてしょうしゃと言いたい)な建物で素敵なんです。
そしてなんたって、立地条件が最高。
大名所トレビの泉まで、徒歩5分 映画ローマの休日で有名なスペイン階段まで徒歩7~8分という場所にあります。

エントランスはこんな感じ、各階のフロアも階毎に色調を変えた落ち着いた感じ。
で部屋の中はなぜか撮り忘れた・・・・
 
まあとにかく部屋に荷物を置き一息付いた私達は日本時間なら翌朝の午前5時半だと言うのに
夕食を食べに街に繰り出しました。
ヨーロッパでの食事は、絶対にお店の外のテラス席です。

路地にあるお店に入りました。
イタリアと言えば、ピザとパスタだよね~
と早速注文したのですが、これがこれからの長い戦いの始まりだとはみんな思いもしませんでした。

ローマに来て最初の食事は‘ハズレ'でした(笑)
私は魚介類のパスタを注文したのですが、入っている貝の半分ぐらいが口が開いていないという(^^ゞ状態で
なんだか生臭い匂いがするのであった!!
みんなで「魚介にあたると大変な事になるよ~」と苦笑いしながらローマの夜は更けていったのである。

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ITALIA’14 vol.1

2014-06-17 23:29:04 | 旅行
~厳しい入国審査の巻~

6月3日、義兄夫婦と私達夫婦は中部国際空港からイタリアはローマに向けて出発しました。
これから長いーーーーーー旅の記録を載せようと思いますが、今回は
お義兄さんをKAZU兄、お義姉さんをan姉と呼ぶことにします。

今回もFinnair(フィンランド航空)を利用して、ヘルシンキで乗り換えローマに向かいました。
 
日本からヘルシンキまでは10時間半のフライトです。(ここで日本との時差が7時間)
二時間半のトランスファー時間があって午後4時半にヘルシンキをたち
午後6時半にローマ空港に到着(ここで1時間の時差)

それぞれの航路で昼食と夕食が出ました。
飛行機の中の食事はいつも、美味しくはありませんが、これはいたしかたないですね。
 
ところで、今回の旅の中でタブレットで、写真家の佐藤眞樹さんのHPが面白くて、ずっと見ていました。
佐藤さん曰く、海外の食事は美味しくない(佐藤さんの口には合わない)し、
簡単なデジカメで食事を撮ってウェブサイトに載せても
絶対に美味しそうには見えないからやめて欲しいと書かれています。
それに、食事を写真に収めるのって、日本人ぐらいかもしれないです。
それを承知の上で、素人ブロガーの私は全食写真に収め、全食ブログに載せるつもりです(笑)

ヘルシンキの空港の中の自動販売機

ヘルシンキ空港は世界でも有名なトランジット空港で、アジア圏と欧州圏を結ぶ一大空港です。
乗り換えにも25分ぐらいは空港内を歩かないとなりません。
今回の旅は幸運、不運織り交ぜた‘運のある旅’でした。
最初の不運はヘルシンキでの入国審査でした。
丁度ウクライナ情勢が緊迫していたためでしょうか、普通なら2~3分で終わる審査が
一人当たり5~10分程かかるのです。どのカウンターも全然進まないのですが、
私達が並んでしまったカウンターの審査官は、まるでKGBの秘密工作員かと思われるような
眼光鋭く、一切の温情は持たぬ!といった風貌の男性。
この人がとことん追求する人で、一人に対してあらゆる質問を投げかけるのです。
英語がわかる人でも10分程はやり取りするので、まったく進まない
待って待って待って待って入国するまで一時間以上かかりました。

自宅を出て21時間、やっとローマ空港に到着しました。
ここから、イタリア人気質というやつにあらゆる場面で遭遇する事になるのですが、
まずは空港の荷物の受け取りから、その洗礼が始まりました。
最初の荷物が出てくるまで、25分以上かかり、自分達の荷物が手元に来たのは小一時間後の
事でした。仕事は真面目にきちんとやる!という意識は全くないイタリア人らしい時間です。
そして二つ目の洗礼。
やっと空港の外に出た我々は、頼んでおいたホテルの送迎車を探しました。
時間も経ってたけど、送迎車も時間通りなんか来るはずはないので、そこら辺にいるんじゃないかなぁ~
どこを探してもそれらしき人物はいません。
an姉は「タブンキテナイネ!ワスレテルンジャナイ!」
仕方ないので、タクシーに乗りこみホテルに向かいました。
ホテルに着いてぶち切れたan姉の話は次回です(笑)
 
夕暮れのローマ(すでに午後8時)をホテルに向けてタクシーは走ります。

 



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ブタペストの夜は更けゆく

2014-06-14 22:34:21 | 旅行

半月に及ぶイタリア~ハンガリーの旅も最後の夜となりました。
私の希望で、ドナウ川ナイトクルーズをしてもらいました。
ブダ城と鎖橋の夜景は旅行記の最後に取っておくとして、
夜の国会議事堂をご覧ください‼︎
撮影者はだぁりんです。「プロのカメラマンにも負けないだろ~」と豪語しています。
はいはい!
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ドナウ川は何時も豊かである

2014-06-13 22:34:36 | 旅行
3年ぶりにドナウ川クルーズ。
今回はブタペスト上流にあるサンダァンダラァという街に行く為に船に乗りました。
出航してすぐに右手に世界一綺麗なハンガリーの国会議事堂が見えます。

今年はドナウ川の水かさが随分少ないです。
少ないですが、美しき青きドナウはとうとうと流れていました。
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イタリア脱出

2014-06-12 21:44:22 | 旅行
行ってみなきゃわかんない!
百聞は一見に如かずとはよく言ったものです。
ナポリからハンガリーのブタペストに着いて、胸を撫で下ろした我々四人。
その理由は後々お話しします。
ブタペスト空港の外には、綺麗なイエローキャブが客待ちをしていました。
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世界一有名なピザ屋

2014-06-11 23:57:55 | 旅行
ピザ“マルゲリータ”発祥の店ブランディ
ナポリでの一番の目的はなんとここ(笑)
詳しくは旅行記で書きますが、二つの石窯で次々と
ピッツァが焼かれていきます。
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イタリア人には参った‼︎

2014-06-10 17:52:23 | 旅行
カプリ島から船でナポリに着ました。
四人とも大きなトランクを持っているので、取りあえずホテルに荷物を預けないと身動きが取れません。
港のタクシー乗り場に行くと、我々を見つけそそくさと近づいてくるドライバーが....
ジョセッペと名乗るこのオヤジ(笑)いや~大変な営業マンで
ホテルに着いても料金を受け取らずイタリア語でまくし立て、
「コレカラドコイクンダイ?ドコニデモツレテッテヤルゼ!アソコハドウダ?
ココニスルカ?ソウダ、コレカラナラポンペイまで90ユーロデツレテクヨ、ドウダイドウダイ」
根負けした我々は一息つく間もなくポンペイに向かったのであった!

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見尽くした感あり!

2014-06-09 22:11:58 | 旅行
カプリ島はナポリから日帰りで観光に来る島です!
ガイドブックにも観光所要時間八時間と書いてあります。
それが証拠に、朝の何隻となく入港する連絡船からは、何百人という人が吐き出されてきて、
夜の七時ともなると、街の中は閑散とします。
そんな カプリ島に三泊もしたのですから、島中隈無く見尽くしました。

アウグスト庭園の下から海岸線まで続くクルップ通り。
歩いて見たかったのに、暑さにバテ気味の男性陣がNOと言うので断念です。
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