もうじき実父のお誕生日。
この父が、けっこうなパワフル爺じで、とにかく丈夫でアクティブ。
78歳の時に、ゴルフでエイジシュート達成。自分の年齢と同じスコアで廻る、というゴルファーの永遠のテーマ。つまり78で回った。
いまだに、オートバイ乗るし、西区の己斐峠の麓の自宅から、大手町のブックオフまで徒歩で来て、気に入った本が無かったら、また、歩いて広島駅前のフタバまで行くらしい。
私より、長生きしそうです。
・・・それでも、さすがに内臓はガタが来はじめているようで、今月半ばに手術予定なので、その前に美味しいもの食べよう、とプチ誕生会をしました。
やっばりここは、和食かな。いくら元気と言っても、80歳ですから。
選んだお店はここ。随所に工夫があって、美味しいうえに、ものすごくコスパが良い、最近お気に入りのカウンター和食『魚喰い切り壮士』
小食の母にあわせて、3,000円コースですが、ここの3,000円は、他店の3割増し。5,000円ぐらいのバリューだもの。
トマトのすり流し。生タコの炙りと海葡萄入り。生タコを目の前の網で炙ってくれて、食感コリコリ。
焼き野菜の白和え。これすごく好きでした。
豆腐と白とうもろこしのピューレを混ぜたものが、ディップのように添えてある。豆腐にトウモロコシの甘味が溶け込んで優しいお味。
揚げ物。何かをハモで巻いて、さらにカリカリした糸状のものをまぶして、揚げてあります。
このカリカリの食感が良くて、香ばしく、すごく美味しかった。
この外側のカリカリの糸状のもの、バターと小麦粉を混ぜた中東あたりの食材なんだって。何度も大将に食材の名前を聞いたけど、やっぱり覚えられない・・・・・
たしか・・・・カタンブ???カランブ???←どなたか、ご存知ないかしら??
茶碗蒸し。アボガド、ブラウンマッシュルーム、長芋など。
ここからお寿司タイム。ホタテに自家製海苔の佃煮をトッピング。
ワタがたっぷり乗ったボタン海老。海老1尾に、こんなには、ワタは入ってないよね。このワタ、一生懸命集めるんですって、大将苦笑してました。
鰯は、目の前でバナーでゴォ~と炙ってくれました。生で食べるより、さらに口当たりトロっと。『とろけますよ』と、大将自慢のひと品のようです。
そして、蒸したての湯気の立っている穴子。ホワホワし過ぎて、身が崩れちゃったのは、美味しさの証拠です。
その他にもミズイカとあこう鯛とだし巻きが出ました。握りは、全部で7貫。
これに赤だしまでついて、ナント、3,000円。この工夫とお味と品質で、信じがたいほどの破格値です。
目の前で大将ひとりですべてを切り盛りされるので、そのムダの無い動きを見るのも、一興です。
昨日も満席。予約の電話を何度もお断りされてました。先日、訪れた時よりり、さらに、人気店になっていってます。いまに、予約のとりにくい店にランキングしそう、いや、もうなってるかも。なんたって、8席しかないからね。
ランキング参加中です。ポチッとお願いします。