ディープな大阪の続きです。ジャンジャン横丁に来たら、ホルモンか串揚げ食べないわけにはいかんでしょう。
地元で創業60年。串揚げの『てんぐ』。そそられる素敵なこの店構え。まだ、午後4時だというのに、なんだ?この満席ぶりは。
ここに来たら、まずは、どて焼き食べなきゃっ。どて焼きの真正面に位置取り。ナイスポジション。
どて焼き1本、100円なり~い。甘めのミソをヘラですくって、上からたっぷりとかけてくれます。うっ、ウマイ。
カウンターには、さまざまな人生が。1人でフラッとくる人。仲間とウダウダする人。
なんといっても、私の隣のおじさんが最高。
滞在時間10分。生ビール2杯、どて2本、串揚げ2本で、お会計。「もう帰られるんですか?」「帰って、ヨメのメシ食わにゃ、怒られるさかい」みたいな会話を交わし、「ワシ、この店、54年間、通ってんねん」と風のように去っていきました。かっこいいぃ~。めちゃかっこいい!!
54年間って、アンタ何歳から酒飲んでますのん??どうみても、60歳代やで??
ここの会計システムは、バインダーに挟んだ紙に、両方削った(!)鉛筆で、注文の都度、お兄ちゃんが暗算で足し算して金額を書き足していくのです。レジもレシートも、ましてや領収書なんて、ここではヤボ
肝心の串揚げですが、だいたい1串100円で、一部200円とか。もちろん揚げたて。熱くて、串も持てないほど。
細かいパン粉で、カラッ、サクッ。
100円の玉子を頼んだら、うずら卵だと思うじゃないですか、それがガツーンと鶏卵が来ちゃって、でかっ!!みたいなことになってます。
ついつい、いっぺんに頼んでしまって、なんだか無粋なことになってます。観光客まるだし。
だいたい、殆どのお客さんが1,000円とか、1,500円とかの会計でサッと立ち上がるのに、2人で4,830円も支払ってしまいました。
次はホルモン道場へはしごの予定が、ここで、お腹が痛くなるほど、食べてしまった。わたしのばかばかっ結局、はしごをすることも出来ず、まだ5時半で、太陽光サンサンと降り注いでいる中を、ホテルに戻りました。
ホルモン道場を逃したのは、なんとしても惜しい
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