今年の誕生日当日は、息子が奢ってくれる、と言うのです。
そこで、新入社員の薄給に気を使って、選んだお店は「Bistro La Vanile(ビストロ・ラ・バニーユ)」
母親の誕生日に、ごちそうしてくれるまでには、オトナになった息子。
私の子育て、コンプリートでしょうか??
・・・・・・とはいえ、「ご予算は??」と息子に尋ねたところ・・・・・1人あたり3、000円が目安とのことなので、予算オーバーした時のために、しっかり自分の財布にお金を入れておくことを忘れず、母はウキウキと出かけました。
女性好みのインテリアで、店もけっこうな大箱、もうちょっと流行ってもいいんじゃないかな?
料理は、ビストロらしい、ものが並んでいました。
名物だというタルトフランベ。クリスピーなピザのようなもの。パリパリで美味しかった。
牛肉とジャガイモのトマトグラタン。お熱いので、お気を付け下さい、と注意されたのに、やっぱり、アチッ!!となる、どうしようもないせっかち女のまま、この歳になってしまいました。
パルミジャーノのカルボナーラ風、というパスタが、とても美味しかった。こってり濃厚ソースではなく、あっさりとした塩味とチーズが細麺とマッチしてて、新しい食感。
こってりよりは、こういう傾向の味が、胃袋に嬉しいお年頃ですから。
デザートプレートも頼んでくれました。
この1か月は、オットの入院で、息子と2人で過ごした、いわば母子の最後の蜜月月間でした。
家事もそれなりに分担してくれたし、2人で向かい合っての夕食は、仕事のこと、家族のこと、映画のこと、と色々と話す機会に恵まれました。
手をかけて子育てした、という記憶は、全く無いのですが、社会の一員として、まっとうに生きていけるぐらいには、育ったような。
親としてはそれで、十分かな、と思います。なにせ、子育て中のオットと私の合い言葉は「トンビは鷹を産まない」でしたから。
結局、2人で9000円超。予算オーバーでした。
超過分は、私が払おうとすると、「いいよ」と言って全部出してくれたので、「じゃ、コーヒー奢るわ」と、行きつけの「Mio Bar」に行ったら・・・・・バリスタさんが気を利かしてくれて、こんなラテアートを出してくれました。
「このコーヒーを、自分で払ったんじゃ、シャレにならんじゃろ~」と、ここも息子の奢り。
そうすると、何か、奢り返さないと悪いな、と思ってしまう親心。公共交通機関で、十分帰宅できる時間だったにも関わらず・・・・・・・タクシーで帰宅し、そこは私が支払いをしました。
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