Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

ほのぼのを届けてくれる本

2015-01-15 | カルチャー

昨日は、オット退院の記事に、たくさんのお気遣いのコメントをいただいた皆さま、ありがとうございました。
数々の酩酊伝説を持つオットが、再び酒を口にする日まで、かわりにしっかり、私が飲んで支えたいと思います(ウソ、ウソ)

ちょっと心がザワついている時に、読むのにおススメの本をご紹介させてください。読むと、ほのぼの。あたたかな体温が胸の中に、広がってきます。

北村 薫 著、おーなり由子 絵の「月の砂漠をさばさばと」。ジャンルとすれば、児童文学でしょうか。
北村 薫といえば、おじさんのミステリイ作家という印象が強いのですが、こんな絵本のような作品もあります。

              

シングルマザーの作家と小学生の娘さきちゃんとの2人暮らしの中で、心温まる、そして清冽な空気の流れる作品なので、読んだ後、ホロリと、ひと粒、涙が流れます。
ところで、ホンモノの「月の砂漠」の歌の中では、はるばると旅のらくだが行きますが・・・・・この「月の砂漠をさばさばと」の本の中で、砂漠を行くのは「さばの味噌煮」です。
月の砂漠を行く鯖の味噌煮が、頭に浮かんだ方はご一読を。

このおーなり由子さんの挿絵が、また、作品の雰囲気にぴったりで、素晴らしいのです。
子どもと川の字に布団を並べて、寝物語にお喋りしていた頃を思い出しました。
         

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