本日は会社の女子6人で「世界の料理を食べ尽くそう」と始めたワールドグルメツアー第3弾。
トルコ、ポルトガルに続いて、台湾にやって来ました。
このお店が、20数年前から、住宅街にひっそりとあるのは、知っていました。
そして、お店の外まで漂ってくる独特な少し薬くさいような、養命酒を辺りにぶちまけたような、不思議な匂いに、クンクンと鼻をひくつかせたものです。
そんな「台湾薬膳料理青葉」の魔境に初めて、足を踏み入れました。
入口入ると、すぐに生薬の硝子瓶がお出迎え。
これって、食べ物???それとも虫の死骸??
え~い、虫だろうが、たとえ腐ってようが、何でも食べてやる!!だって薬膳だもの。体に悪いわけ無いから!と、自分に言い聞かせて。
オーナーさん、スタッフさんは、台湾の方。揃いも揃って、美肌。これは、虫だって、トカゲだって食べずにいられようか!
最安値の薬膳鍋コース、4000円を、おっかなビックリしながら注文しました。
最初の前菜。ここって、味も見た目もきわめて現地ぽいんです。
里芋コロッケの下に敷いてある草まで、みんなで、食いつくしました。
なんて、表現していいのか、よくわからない位、複雑な味と香り、です。今まで食べたどんなチャイニーズとも違う。
2皿目は青菜の炒め物。ただ、それだけなのに、なんて深い。生姜、にんにく、なんともいえずシャキシャキでスパイシー。
メインの登場、薬膳鍋。12種類の具材と、25種類のスパイスが入っているそうです。
烏骨鶏、あひる、豚のスペアリブ、海老、イカ、カニ、はまぐり、イカ団子、肉団子、豆腐、シメジ、白菜、やった、これで12種類。
もう、これがね、ホント~に深くて複雑なお味。滋味深いというのが1番ぴったり来るかな?
なんの味なのか、まったくもって不明だけど・・・・幾重にもからみあったスパイスに「なんだコレ??」「何の味??」と、首をひねりながらも、みんな「美味しい」しか言いません。
食べると、体がぽっかぼっか。ワタクシ、顔が真っ赤になりました。
この鍋、すくってもすくっても、底から、具材が発掘されるんです。ボリュームがスゴイ。
この黒いクチュクチュとしたもの、すっぽんだったらムリ、と思ってたら、烏骨鶏でした。
烏骨鶏って、カラスの骨の鶏、と書くんだったよな、と改めて思い知るほど、骨も肉も黒かった。
このスープを無駄にするはずはない。〆にラーメンをIN。これが、うまくないことがあろうはずが無い!!
デザートの薬草ゼリーも、また複雑で爽快な味。食感もちゅるるん、です。
なかなかお目にかかれない不思議な薬膳料理。食べて、健康になる、体に良い食べ物、という実感を確かに、得ました。
生薬で名高い冬虫夏草、とか、初めて目にしました。
一同、大満足のワールドグルメツアー・・・・・トルコ、ポルトガル、台湾と来たので、次回のワールドグルメツアーは、ヨーロッパあたりを攻めてみましょうかね。
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