今回の東京行きで、楽しみにしていたのが、目黒の「東京庭園美術館」に行くことでした。
重要文化財の旧皇族の朝香宮邸。戦後は吉田 茂首相公邸としても使われた世界的にも貴重なアールデコ様式のコンクリート建築(公式パンフより)
典型的文系人間ですが、建築物を見るのはすごく好きなので、この建物、そして庭園はぜひ見たい、と数年前から渇望していたので、やっと行けたと、ウキウキして出かけました。
アッ、見えてきた。旧朝香宮邸の本館。この堂々たるお屋敷ぶり。
たまたま、アールデコの代名詞のエミール・ガレの展覧会をしていました。いつもなら、目に嬉しいガレ作品ですが・・・・・・今回は、ちょっと違う。
館内の各部屋には、「姫宮寝室」「殿下書斎」「図書室」などと掲げられた看板に萌え~なのに・・・・・展示されているガレのガラス作品群が邪魔。
美術館と言っても、もともとは生活のための部屋なので、サイズが小さい。その狭い空間に、監視員さんと2人きり。
監視員さんの視線をじぃーと全身に浴びながらの鑑賞は、さすがに、気づまりで長居が出来ません。
ソソクサと、ひと廻して、お庭に出てみました。
庭園美術館と名乗ってるくらいだから、さぞや素敵な庭園があるんだろうよ、と期待を込めて、庭園に出てみたら・・・・・改築工事中でした(涙)立ち入りOKな場所の芝生も、冬枯れで、お花ひとつ無く寂しいかぎり。
建物も庭も、すっんごい楽しみにしてたのに、じっくり見れなかったよ~(涙)と、ガックリしながら、自分のリサーチ不足を恨む。
遠方へお出かけの節は、下調べは大事。そうそう取り返し出来ないから、と声を大にして言いたい。
祝日は、スケジュール満載で過ごしました。まずは、久しぶりにオットと映画へ。
好きな映画スターを1人挙げるとすれば、ヒュー・グラント。ご存知ラブコメの王子様。彼が主演の「ラブ・アクチュアリー」「ノッティングヒルの恋人」はDVDも持ってます。
欧米人には珍しいタレ目(ポール・マッカートニー並みに)なので、ハンサム(←死語)なのに、ちょっと情けない男という役柄が多い・・・・・・今回も、そんな感じの落ち目の脚本家役の「Re:LIFE」に行ってきました。
サロンシネマは大入り満員。ドドドと繰り広げられる席取り合戦に弾き飛ばされ・・・・最前列しか空いていなかった。
人生初の首を45度見上げての最前列映画鑑賞体験。「映画が終わったら、お互いに頸部後ろをマッサージしあおう。」とオットと誓い合いました。
「人生のシナリオはいつだって書き直せる」というテーマの映画は、長年の営業職から人事部へ異動して慣れない仕事に、あっぷあっぷしている最中のオットの胸に響いたよう。
「いい映画に連れてきてくれてありがとう」と、感謝されました。
映画のあとは、運動がてら、広島駅まで歩いて。その途中、Mio Barでコーヒータイム。やっぱりMio Barのコーヒーは、お味にオーナーさんのスーパー接客ぶりがプラスされて、格別に美味しい。
Mio Barで一服後、JRに乗って帰宅しました・・・・じゃ無くて・・・・・・途中の駅で降りて、隣の隣の町の丸本酒店さんの立ち飲みへ。今夜も、大勢のお客様でにぎわっておりました。
いつもは隣の隣の町から「7キロ歩いて立ち飲みに来る酔狂な夫婦」と、インプットされている我々。
常連さんがキープしているという、この珍しい焼酎を、いつか舐めさせてもらいたいものだ。
徒歩で通うオットとワタクシを憐れんでか・・・・・・帰りは店主さんがご親切に最寄駅まで、車で送っていただきました。
なんか、常連さんぽくない???と、2人でテンションあがる、そんな1日の〆でした。
もものすけさんと、東京丸の内の『KITTE』でランチした後、行ってみたかったベントにお付き合いいただきました。
東京駅から徒歩圏内新橋『国際フォーラム』で、毎月2回定期開催している日本最大級の骨董露天市の『大江戸骨董市』。
骨董にはゼンゼンッ興味が無い、というもものすけさんに、無理に案内していただいて、やってきました。
さすが東京。骨董といっても、お客さんも店主さんも、みんな若い。たまに自身が骨董化している店主さんが寒風の中で、居眠りしながら店番してたが・・・・・・
イギリスアンティークのブースで、古い木製の手文庫にかなーり興味が惹かれたけど・・・・コレをどうやって持って帰るんだ、自分???と、あきらめました。
そのあと、またもやムリを言って、大好きなパン屋さんへ。ブーランジェリーVIRON(ヴィロン)へ。ここのパンを買わずに東京を去る、という選択肢は無い。
これほど美味しいパンを気軽に毎日買える、ということだけは、TOKYO心底うらやましいぜ。
・・・・ただ、実際にはVIRONのパンは毎日は買えない。だって、すごく高い!!
寒いから、テラス席はスルー。30分待ってでも、店内席で落ち着きました。
丸の内のオープンエアでお茶するのって誰でもOKってわけにはいかないんじゃ??テラス席が絵になる人でないとネ。『さぶ・さぶ』と貧乏ゆすりしているようなワタクシは、論外。
この日も、寒さをものともしない優雅な方たちが、お茶しておられました。そんな美人さん達を眺める、これもまた東京の楽しみ。
今回はイートインなので、初めてのケーキを注文。ショーケースでオーラを放っていたモンブランを。
このモンブラン1個で1,080円(税込み)1ホールじゃないよ???1ピースだよ???
ワタクシこの世で栗が1番好き、と常々カミングアウトしておりますが・・・・・・当分の間、栗はいい・・・・・
・・・・・・と、言うくらい栗を堪能しました。堪能のレベルを越えていた。テクニカル・ノックアウト(TKO)された。
1個で大人のげんこつ大。このサイズのモンプランを完食できるほど、さすがにワタクシの胃袋も強くはない。
いや・・・・もうダメ、もう食べれん・・・・・と言っていたのに、あぁ、それなのに・・・・・おしゃべりが弾んで、アレ???いつのまに???完食しているじゃないですかっ!!ちょっと記憶に無いなぁ~、ホントに私が全部食べた???
でも、これだけは言える。当分の間、栗はいい・・・・・・
東京に1人で、行ってきました。
今回は、仕事なので、時間は限られましたが、すきま時間を利用して、楽しんできました。
偶然エバンゲリオンの新幹線に出逢う。アニメは、ガッチャマン世代なので、萌えポイントはわからない・・・・・
今はブログをお休み中ですが、東京から広島愛を発信していた『頭ん中は広島弁』のもものすけさんと、お会いしてきました。
ことの発端は、昨夏、わが家にもものすけさんが突然、お1人でピンポーンと訪ねてこられたことに始まります。
「どなたですか???」「もものすけこと、※★●(本名)です。」「えぇっーーー???」と。
もものすけさんの帰省先であるご実家は、わが家と100メートルくらいしか離れていない超ご近所さんだったのです。
初対面でしたが、わが家のリビングにお招きして、さんざんお喋りして「また、お喋りしましょうね。」と別れました。
そして、半年ぶりに、今度は東京で再会。
東京駅丸ノ内南口で待ち合わせ、ランチでもと、向かった先は郵便局をリノベした複合施設『KITTE』。こんな吹き抜けが、ドーン。いゃあ~んオシャレ。
元郵便局に「KITTE」という名前をつけるとは、なかなかシャレが効いてて、やるな日本郵便。
丸ノ内南口は、ものすごいおしゃれなことになってます。
KITTE内の飲食店は、どこも長蛇の列。東京の人は、ホントよく並ぶな。行列に並ぶくらいなら、他へ行くわ、の地方人には、なかなか理解できないところ。
比較的列が少な目な和食 おばんざい 京料理の菜な。行列が短いけど大丈夫かしら・・・・・とチラと思ったけど、すぐその秘密がとけた。広島ではめったに見ない大型店舗で、どんどんお客様が吸い込まれていく。200席くらいあったんじゃないかな???
鶏の味噌すき焼き定食を、頼みました。これって、京料理????・・・・ちょっと疑問もあるものの、運ばれてきた膳を見て、これなら京料理じゃなくたって、何料理だってかまうもんか!!という驚きのクオリティでした。
すき焼き、鶏スープ、小鉢3種(菜の花のおひたし、たたき牛蒡、寄せ豆腐)、白ご飯に生卵。
東京駅ド真ん前のこの立地、この内容で、1300円というのは、相当な良心価格。
このすき焼き、いよいよ京都らしくない赤味噌でしたが、もも肉、ムネ肉の2種使い。葱やお麩もしっかり入って、大満足。
この赤味噌のわりしたを、白飯にドバッとかけて、ガァーと食べたい衝動を、かろうじて抑える。だってここは、おしゃれな街丸の内ですもの。自制、自制。
結婚以来、お弁当を作り続けて、はやウン十年。
近頃は、オットは仕事が忙し過ぎて、昼食時間が無いというので、ン十年ぶりに、愛妻、じゃない鬼嫁弁当無し。
たまにカロリーメイト食べてるというので、それじゃあんまりということで、最近は簡単に食べれるおにぎりをひとつこしらえて、持たせてます。
ついでに、毎朝ギリギリまで寝て、朝ご飯を食べる時間が無い長男にも、朝食がわりのおにぎりと、鬼母弁当をこしらて持たせます。
長男用のある日のお弁当は、こんなの。
ウィンナー、目玉焼き、かぶのコンソメ煮、豚肉とピーマンのオイスターソース炒め、春巻き(冷食)、プチトマト
ある日のお弁当はこれ。
焼け焦げたウィンナー、菜の花のおひたし、レモンパスタ、山芋のソテー、卵とキュウリのサラダとハム。
長男は私の作るお弁当は「ご飯が多い」と文句を言うのです。「俺、オカズが無いと、白ご飯食えんのんよぉ」だって。
・・・・それって、なにかね???おかずが足らないって言いたいのかね???キミ???
若い男は、ただの白メシをどんぶりでかっ食らうもんじゃないのかっっ!!
・・・・・・と、この日は、あえてふりかけ無しの、ただの白メシにしてやったぞ。