曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

Yこさんの入退院騒動  その3

2016年03月29日 | 介護

やっと、やっと、入院の為の検査にたどりついたYこさんでございます。

検査を受けたら終わりつうわけではありません。

まだ、もう一度の診察まで時間があるからその間にどうせやらなきゃならない検査を今のうちやっておくつうのが、目的です。つまり、時間を無駄にしないようにっていう、先生のありがたいご指示なんです。

一緒に掛かっていたやはり腕を骨折のおばあさま。私たちよりも早くに診察室に入りましたが、まず、レントゲンを撮りに行って、戻ってきて1時過ぎに診察して、それから、また検査に回っていきましたから、「掛かりつけ」となっていて良かったねなんですけどね。でもまあ、その辺はYこさんには通じないわけでして。

さてさて、おおむくれのYこさんを車いすに乗せたまま、廊下で待機していると、検査の順番を書いた書類と、検査の場所の地図を渡されます。さて、行こうと思ったら、荷物が…、あいにくの雨で雨具から傘から杖から車いすからカルテフェイルに地図に…。車いすを押すにはどうしても両手を使わざるをえないし、さらにYこさん、最近かなり太りまして、車いすからあふれんばかりでございます。

そして、左腕だけでなく、体のどこかにちょっと触っただけでも、イタイイタイと大騒ぎ。

しか~~し、当然ながら、血液は抜くし、レントゲンはとるし、心電図はとるしetc…。

まあ、いくら前開きの服とはいえ、ちょっとでも触れば痛いのに、なんで、腕を通してしまうのか、無理やり何枚も服を着ているので、まず、服の脱ぎ着に……。大騒動。レントゲン室だの、心電図だのって横にならなきゃならないから、大間のマグロ状態のYこさん、生きがいいというのか、いや、大間のマグロではないな、それこそ、とどか何かのように、とどよりは手は長いが、体形は完全にとどでございますだ。しかも制御の利かないオスのトドだす。

そして、すぐ次でまた脱がなきゃならないからというのに、「袖を通さないと、外に出れない」とかふんぞり返っておりまして、まあ本人がいいっつうならば、(姑じゃあそうはいかないが)痛がろうが何だろうが(痛ければあきらめるだろうさ!)むきむきの腕になっている腕に肌着にセーターにカーデガン、無理やり通しましたぜ!さらにその上から(なぜか着るのはできるのに)三角布を通すのに、まあまあ、地球の終わりかってほどの大声を響かせて吠えてくれましたわん。(またああいう部屋は響くのさ"(-""-)")

なあんとか、血液検査に心電図にレントゲンクリア。

今度は難関の尿検査だす。

まあ、Yこさんの場合騒ぐものだけれど、太いのが…非常~~~に、あの狭い個室で、ベンキの上でなんとか紙コップを~~~と思うが、隙間がねええ~~~。わたいの手が入る隙間がないんだよお~~。

その前にこれまた、下のものを下げるにも、三段ハラにつっかかりひっかかり、そして、また、なんでこんなきついのをはいてくるんだ!下がらねえ~~~。と、まあまあ、大汗でごぜえますだ。そして、いざ!となったら、小が出ない!ちょろんちょろん、ちびっ!で終わり。それでも本人はひねり出したらしい。

う~~ん、朝から昼過ぎまででこんだけしか出ないのかあ??

思わず水で薄めたくなったわたくしでございますが、一応これでよいというので、おいてきました。

寒い日のはずが、大汗ですわ。

いろんな意味の荷物を抱えて、整形外科に戻り(このときすでに1時過ぎ)これからまた、1時間診察を末端であります。

というわけで、まだまだ続きます~~。なげえな"(-""-)"