曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

コロナも治まらないが、Bこさんの出かけたい病も治まらない

2021年01月07日 | 高齢者

コロナはますます猛威を振るい…の状態ですが、やはり超高齢者のBこさんには本当のところの理解は出来ておりません。

年末とお正月に分けて、私の娘とマゴズ、息子一家がやってきたのですが、いつもなら長々いますけど、そして、どちらもすぐ近くに住む娘のところと息子のところはいつもの年なら一緒に来てもらうのですが、今年は分け、それぞれ3時間ほどの滞在とし、私も嫁さんも正月中の実家への訪問は控えました。食事の時は部屋を分け、食事以外の時はマスクをして接すると言うのも徹底しました。

そしてもちろん東京在住の義弟一家というか一族のところは、訪問自粛。

市内の親戚知人もお互い控えましょうともう早い時期に確認していたので、まあ、いつもの年に比べれば静かなお正月です。

けれども、毎日3食食べることは変わらず、また変わりばんことは言え、マゴズがいるので(しかも4人とも男児)それなりによしこばあばは大変なわけですよ。まあ世間的には大変なお正月なわけですね。

ですが、Bこさんには(Bこさんにとっては東京の息子、孫たちがお客さんで、地元にいる私のマゴ達はお客さんではないとの認識)「誰も来ないお正月」のようで、入浴介助のヘルパーさんには「だあれも来なくて、どっこも連れて行ってくれなくて寂しいお正月だった。」と言っていました。

ヘルパーさんも実は地元の孫とひ孫はやってきたと言うことを知り

「Bこさん、お孫さんも曾孫さんも来てくれて、賑やかいお正月じゃないですか?うちはそれこそ、いつもの家族だけで過ごしましたけど、よかったじゃないですか?近くにいてくれてよかったですね。いつもの年は大勢お客さんが見えるんですね?よしこさん、大変じゃないですか?私、オットと離婚した理由の一つがオットの親族が事あると押しかけてくるっていうのもあったんですよ。よしこさん、えらいですね。Bこさん、いいお嫁さんじゃないですか?私には出来ませんよ。」

と言ってくれて、そこで、はじめてああそうなのかとBこさんも少しは感じたみたいですね。

それにしても、治まるところを知らないコロナですけど、相変わらず、

「デパートに連れて行け。あそこが駄目ならこっちのデパート。駄目ならショッピングモール!」と毎日喚くBこさん。その都度「今日は○○人ですよ。」とか「医療崩壊が…」とか説明するんですけど、そうすると今度は「やっぱ、皮膚科に行かなきゃじゃないか?」とか「整形外科に行きゃあ歩ける」とか毎度の要請。用もないのに出かけたくないので(それこそ転倒した時にとっておきましょ!)スルー。時にはこんこんと言って聞かせるを繰り返しております。TVや新聞は長々見てはいるのですが、内容を理解していないし、第一TVや新聞の前で寝ているだけですからね~~。たぶん、どこの高齢者もそうだと思うんですよね。静岡市では広報で(防災無線を使って)コロナがどうだからと毎日放送しているんですけど、肝心な人には聞こえていないと思う。なんの呼びかけにもならないと思う。前回の時の様に集会所なども閉鎖とかしないと、元気な高齢者は出かけるよ。「不要不急」の意味も分かっていないしね。

出掛けたい光線をかわすのが大変なよし子がお送りしました~~。

コメント
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