約2週間以上前にデイからお迎えを要請されたオット母Bこさん(93才)。
以前は点滴をしてもらったら熱中症は解消。他が何ではありましたが、熱中症の症状自身は治まったんですが、今回は一時やたらしゃべる→へちょっとなったまま首があげられない。しゃべり倒したと思ったら、こんな具合。
もう完全に手すりが無かったら椅子の下に転がっている状態。いつもは手すりのないもっと座面の低い椅子に座っているがいかんせん、頭が下がっているので、今日から食事の椅子はこれと強制的に座らせたのですが、しゃべくっていていきなりがっくん⤵です。まあはっきり言うと眠ってしまうという。意識を失っているかのような見た目ですが、少しの振動ではっと起き上がります。つまり気を失っているわけではないと言う事なんですが、今までの手すりのない椅子だと、傾けるだけ右に傾いて、テーブルなどにわざとどんと音をさせると、はっと気が付いてむくっと起き上がるという、初めて観た人は怪奇現象か?と思うレベル。
歩行はもっとひどく、ケアマネに見せるために動画にとって計ってみましたが、片足をあげるのに30秒。しかも1㎝も上がるかどうか。だから奥の院に陣取るBこさんには永久にトイレにつかないんじゃないかってレベルです。
その夜
と言うか朝?
私も何度も起きて様子を見ましたが、オットはベルで何度も呼び出されたようです。一番ひどかったのが、トイレで用足し後右の方にずり落ち立ち上がれなくなった事。オットが苦労して引っ張り出したらしいです。
もう一度は早朝ベットから起き上がろうと思ったら、起き上がれず、(本人曰く)2時間じたばたしていたそうで、オットが目を覚ました時には、青息吐息になっていたそう。
そんな状態なのに、週一回の美容院の日(美容院でしか洗髪をさせないので、当然シャンプーはどんなに暑い時期でも、週1回のみ)で、自分で電話をする(つもりが、私がダイヤルを回し、椅子に座ったBこさんに子機を渡すというね)Bこさん。普段は外出する予定があると早々起きてきれいなおべべを着ているBこ嬢ですが、まだ寝間着姿のまま。
Bこさんが取った予約時間では到底間に合わないので、私=ヨメがしゃしゃり出て、勝手にもう少し遅い時間に変更。それでも間に合うかどうかの時間。
本人も急がないとと言うのはやっと理解して(今何時かがよくわからない模様。)それから全速力(カタツムリの全力と思ってくださいな)で支度し玄関までの長~~い道のりを歩み、玄関内の段までやってきて、その手すりを持つのにかなりの手前でカートを放してしまって立ち往生。いや立っていられればいいのですが、ふらふらゆらゆらしているだけなので、せっかく履いた自分の靴を脱ぎ棄て慌ててBこさんの手を取り、手すりまで歩かせる。
段を3段やっと降りてえの、靴を履かせえの、杖を持たせて玄関外へ。
玄関のポーチにでんと柱があり、そこを周遊しての階段の手すりつかまり。
なんか、書いてても疲れる工程。このねえ、杖やこちらの手を放して手すりをつかむってのが、本人にとっては難しいらしく、それに前かがみ及び右に傾斜しているので頭が手すりの中に入ってしまって、手すりの支えの棒に頭をぶつけそうになっていて、ぶつけないようにするのに非常に大変だった。そして、前かがみだと、頭が下になってしまい、頭の真下が本人には足先と思うらしく、かなり手前で足を下ろそうとするのと、段の前のほうまで進ませるのが大変。と言う訳で、玄関内3段、外階段3段、90度旋回しての更に2段…
遠い遠い道のりでした。
やっと車いすに乗せ、その後はいつもは本当に近いところなのに車で連れて行っていたのですが、オット、暑い中車いすで爆走。
美容院内にもそのまま入れて、楽だったと言っていたので、良かったねなんて思っていたら、
ら!
ほどなく美容師さんに送られてBこさんが帰ってきた。
その後の中に入るまでの長い道のりは割愛しますよ。
で!
あれ?何もセットされてない?
頭もなんかばっちいままじゃないの?と思ったら、痛いだのなんだの騒ぎ頭が洗面器の中にいれられず、取り合えずやってみたものの、びしょぬれになっただけで、洗えなかったそうな。
美容師さんは「ちょっともううちでは無理です。」と言ったらしいのですが、Bこさん、耳が遠いこともあり「出来なかった」とか「無理」と言われたのがわかっておらず、のほほんとオットに
「○○美容師さんが被せてくれた帽子がいいじゃんね。あれ、むらっときゃいいっけよ。(貸してくれた帽子が具合が良かったから返さずに貰っておけばよかったね)」と大声で言っておりましたです。はい(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
デイでも、入浴介助の時も絶対に髪を触らせないBこさん、この後どうするのでしょうかあ。まだまだ続きますよ~のよし子がお送りしました~~。
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