曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

白内障手術前後その4

2019年04月07日 | 医療

約1ヶ月弱前に受けた白内障の手術の様子 

  その1その2その3 の続きです。

白内障の手術を受ける気になったのは、もちろん、見にくいはありましたが、丁度時期的に(年度替わりの時には行政の委託の仕事が2月から4月初めまでほぼほぼなくなる)たまに受ける仕事が暇になると言うことが一番の理由でした。

行政の委託と言うのは、予算と関係があるので、年度末は報告をあげないといけないので、私の所属しているNPO法人では1月には〆を始めたい、そして2月末には報告をして、次の予算が下りるかどうかを見て、5月に会員に委託事業の依頼文を発送すると言うことになっています。

最悪予算が下りなければ、仕事はないので、仕事の依頼文が出せない。更に今年は改元があるので、いろいろ面倒な事があり、4月末に依頼文を出すと言うことになりました。

仕事は不定期で受けたら必ず誰かが行かなくてはならないので、急な出勤もある為、5月以降は予定が立てにくいと言う事がありました。

つまり、必要に迫られてと言うよりも、どうせやらなくてはならないなら、今しかないという選択肢で受けた手術でした。

片目だけクリアになっただけで、ものすごく見える(あとで考えたら左目が利き目であったことと、圧倒的に左目が矯正視力が低かった=矯正できなかった)手術後の眼帯が取れ、朝の診察後は次の日の右目の手術までの丸一日半(手術は午後)暇で暇でとなりました。

そこで、例の丁度70才の彼女のうろうろと、おしゃべりがちとうるさい問題となりました。

とにかく、締め切っているのがイヤ、そして、朝も毎朝4時か5時には起きると言う彼女は、人の領域も勝手に開ける、電気をつける、と言うことをし、明け放したまま、そして、携帯電話を置いたまま!どこかへ行ってしまうのです。

せめて携帯電話を持って行けばいいじゃないですか。

ところが、マナーモードにもせず、しょっちゅう、ベットの真ん中に鎮座している携帯が高らかに鳴る。そして、誰も出んわ→また鳴る→出ない→また鳴るを繰り返しているのです。

友達も多くいるらしく、家族だけでなく近くに住んでいるとかいう友達からも何度も電話が入っていたようです。

そして、直ぐ充電しなくてはとなって、他の人のところのコンセント(自分のベット脇にもあるんですけどね、さし難いとか言って)で充電したまま(自分は睡眠導入剤でとっとと就寝=この時も勝手に電気を消してしまう)寝てしまったりして、迷惑なんですよね~~。

食事の時もとにかくしゃべっていてなかなか食べられず、3日目の朝には、食事中に看護師さんがわざわざ「7時半に食事で8時に診察ですからゆっくり食べたり、話をしている暇はありませんよ。早く食事を済ませて8時には診察室の前に行ってください。」と注意に来たほど。

3日目は反対側の目の手術ですので、一応安静日。みんなも静かにしていたいのに、かまわず大声でしゃべる、話しかける。そして、話をしながらなぜか顔そり器でぶ~~ン?び~~ン?顔の産毛だか、髭だかを剃っているらしいのですが、持ってくる?そんなもの。洗面所に持って行ってやれや!

午前中は私も何も言わなかったんですが、午後の手術前は(また、私が1番先なので昼食後には安静に入っていた)安静にしたいのに、カーテンを開けてしまうので、はっきり「安静にしたいので閉めておいて!部屋を開けると丸見えになるから、落ち着かないし、着替えもあるから開けないでおいて」と言いました。

実際、手術前は着替えなくてはならないし、心電図も図るので、胸元も見えてしまいますし、まだ、寒い時期でしたしね。

一応、私と彼女の間のカーテンは閉めたのですが、おしゃべりは止まりませんでした。

2時過ぎ私は手術の準備、左目と同じような行程で手術室に。流れ作業も前回と同じ。無言の先生も同じく。

ただですね、一言「あ、切れちゃった!」と先生。「何が切れたんだ?まさかチン氏帯?」なんて不安になってしまって、そのあとは我ながらこんなにドキドキするかなと思うぐらい、どきどきしちゃいました。そのあとまた、先生無言。必死でぼんやり見える明かりを見つめ続ける私。

「終わりました。」と同時に左右前後から、様々外し、眼帯素早く止め、「はい、車いすに乗って!」乗るか乗らないかでもう動き始める(足がまだ足置きに置いてないのにね~!)車いす。ぶい~~んと外に移動させられ、そこで、次の人とタッチ交代。

ベットに戻され、安静の時間。

さすがに疲れて、うとうとしていたら、やってきたよ!間の悪いオットが!

来てくれるとしたら、今日しかないなあとは思ったんですけど、寝ていたかったので、ちょっとばかり私は不服。それに、出来れば面会室で面会したかったんですけどね、それが出来ないじゃないですか。今来たらさ!隣にメンドクサイ御仁がいるもので、その人に聞かれたくないし。

オットの報告によれば、オット母Bこさんは取ったお弁当もオットが用意したものも、残さず食べているそうな。お弁当も美味しいらしい。まあ、美味しくなければ、何も言わずに食べることはないので、まあ、文句言わず食べていればいいでしょ。私もオット母Bこさんの事を気に掛けないわけではないですけど、気にしても仕方ないし、やりたいようにする人なので、オットに任せてなんの憂いもなくおりますです。

その日は、私の後に同室の人2人も終わったのですが、そのあと入った手術の人で、時間が予定よりも掛かった人がいて、(予定が1時間の所3時間)最後の人が手術室に入ったのは7時過ぎでした。例のうるさい人ではなかったんですけどね。その人は、ラジオやCDを聞きながら静かにしているのに、例の方がいろいろ余計なことをしゃべっているので、自身も含めて、今日は静かにしていたほうがいいんじゃないですか?と言ったりましたよ。

と、静かにしていられないんでしょうね、またまた、携帯電話を置いてどこかに行ってしまいました。の~で~、その間に他の人と相談。聞いてみると、皆うるさいと思っていたし、カーテンを開けられるのは嫌だと言っていました。朝も勝手に電気をつけたり夜も勝手に消してしまうのも困ると。なので、ちょっと様子を見て、その人に話してみることにしました。

まずは、夜寝る時です。看護師さんが来て、部屋の中を確認して消灯してくれるし、着替えもあるので、カーテンは閉めておきますよ。朝も看護師さんが血圧などを測りに来て電気をつけてくれるので、それまでは横になっていたほうがいいですよと。

そうして、洗面所では熱いお湯が出るので、頭髪もタオルでふきふきして、結構さっぱり。部屋でカーテンを閉めて、体の方も蒸しタオルで。お湯がつかえれば、何とかなりますね。総合病院では朝蒸しタオルが出て、自分で出来ない人は看護師さんがやってくれるんですけど、こちらでは、そういうことがないので、自分で考えてやらないと清潔が保てないのです。これ、結構大事な事だと思うんですけど、そこら辺が眼科だけだと、行き届かないですかね。

後で調べると、頭髪を洗わなければ、シャワーはOKと言う病院も多いようです。

なんと、駅ビルの中の眼科、土日も白内障の手術が出来ますってところがありましたよ。お勤めの忙しい方に最適!って、それはそれでどうなの?って思いますよ。

 

一応、その夜はまあまあ、無事に過ぎました。

片目は塞がっているし、やはり多少の痛みはあるので、熟睡とはいきませんけど。

次の日の朝、ちょっとした騒動があったのです。それはその5に続きます。



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