曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

Bこさんの介護から外れる算段  その2

2016年05月02日 | 介護

以前はそれほどいやでも(好きではないが)なかった頼られることが、最近は「非常に」いやになってきた。

自分でも気が付かないうちに、「やりすぎていた」「共依存になりかけていた」のを介護の会で指摘されて、その時は言われている意味が理解できないでいたが、最近は一歩も2歩も引いて、冷たい(冷静な)目でオット母Bこさんの事を見ている自分がいる。

歩けなくなってきたり、体の傾きがひどくなったり、背中の曲がりがひどくなったのは、たぶん他人なら、気の毒にと思うようなことかもしれない。(最近はもう言葉は悪いがミニクイとしか言えないような姿で、はっきり言って病院なんかでも、デパートを歩いていても、みんな避けているのがわかる。よけているのではなく避けている。)

こんな格好で座っているBこさん。

黒い枠が椅子の背で、緑がBこさんの体。眠っているわけではない。そのほうがたぶん楽なんだろうと思うけれど、このときは新聞を読んでいるが、食事中もこんな感じ。机の上ではなく、右下に茶碗をもってきて茶碗も傾いたまま食べているのだ。

ベットに横になれば真っすぐなるので、決して真っすぐできないわけではなくのに、なぜか傾いたままで、時々ぼんと真っすぐなる。

そんなことを言ってはいけないが、このままのたのた歩いて台所に入ってこられると迷惑でしかない。結局物は持てないから、こっちでもってやって、カメさんの後ろを動くのをじ~~と待たねばならぬ。これは修行でしかない。

なんて、感じてしまう。

鼻が悪くてずこずこずるずるしながら、頭がこっちに傾いてくるときなんて…思わずよけたくなる。が、かまわずふがふが頭が寄ってくるのだ。

と、はっきり言って内心は不快感しか感じていないのに、

「いいじゃない、よしこさんがなんでもしてくれるし、どこでも連れて行ってくれるから」と言われて、それに対してBこさんが、うれしそ~に、えへらえへら笑わっていたりすると、内心はぞぞぞ~~なんであります。

けっしてやりたくてやっているわけではない。

それが、まず、オットに伝わらない。もちろん、Bこさんにも。

そして、どんどん、私にやってほしいことが増えてきているのであります。

とっくに、介護人はオットに変更してあるはずなのに、いつの間にか私に戻ってしまい、それが当たり前と思っているケアマネさんの態度も一言申したい!

そして、とどめは還暦祝いの時の夫の一言であるよ。

その時、風船は割れちまったんであります。

でも、それは私の心の中だけの事で、それが、周りには伝わらないんですなあ。

でもですよ、このまま、介護だけでわたいの人生終わり?

そいつああ、ご勘弁願いたい。

こっちは老い先は長くはないのだ。Bこさんは(実家母Yこさんもだが)老い先長いと思っているらしいが、私は先は見えていると思っている。

人間、何があるかわからない。一寸先は闇じゃないっすか?

つう訳で、ぼんやり、変革をと思っていたんですが、この機を逃すことはできないというか、この機に一気に改革をと心に決めたのです。(なぜか?それは又のお楽しみ(^_^)v)

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Bこさんの介護者から外れる算段  その1

2016年05月01日 | 介護

要介護1を獲得したBこさん、それまで週1回の整形外科でのリハビリをやめて、介護保険のリハビリを開始。

のはずが、月2回(^_^;)

今まで月にすれば4回だったから、半分だよ(^_^;)

それもやめたいようなそぶり。

入浴のほうもなんだかんだ言って、デイでの入浴もなかなか増えない。

そして、私への依頼心はますます強くなり、今までオット担当だった曜日の診察だの美容院だのも、「よしこさん、行ってくれる?いつでもいいだけえが」

のいつでもって、わたいはオットを当てにして、仕事の日ですが?

ということはまるきり聞こえない様子。

先日も体調不良のため(雨の降る日などはちょっとご勘弁頂きたい)しかも、雨の激しい日だったので、はっきり

「どうしてもじゃなければ別の日に予約を取りますよ。」

というと、「いいだよいいだよ、もうなんともなくなった。」

「じゃあ、止めますか?」というと、「なんともないけど念のため診てもらいたい。」

「ではオットのいる日に予約を取るので連れて行ってもらってください。」

ごちゃごちゃ言っているのを遮って、予約を取り直し、そして、「私はもう車の運転はできませんから。」と言い放ち、その代わり、仕事も歩いていくことにし、もたもたお昼を食べているBこさん、横目に出かけたよ。

その前の日、実は自分の診察で、総合病院で朝九時に行って、終わったのが3時過ぎで、そのままレストランでおひとりさまし、しっかりデザートセットも食べてきた。

 

 

この日も連日ではあったが、仕事が早く終わったことと、自分の為の時間を取ろうと、連日のケーキセット。

ぶらぶら歩いていて、かわいい菫も見つけた。

 

 

雨が降ったりやんだりだったけれど、うっとおしい、Bこさんの亡霊を振り払って、自分の時間を過ごした。

さて、次は介護人の変更依頼である。

ブヒブヒ!オットとオット母Bこさんの知らないうちに、よしこは、着々と準備しておるのであります。

つづく~~

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