新城の街を散歩(桜淵公園まで)(10月21日)
私の住む愛知県新城市の中心街から桜で有名な桜淵公園まで朝の散歩に出かけました。
我が家の標高が約60m豊川の流れる桜淵公園の水面が20m
河岸段丘の街ですので豊川が市の真ん中を流れており、降った雨は小河川から豊川に速やかに流れる水害のない土地です。
南に向かって狭い道を降りていきます。
ここには清水が湧き出しており、子供の頃は水遊びの絶好の場所でザリガニやイモリと遊んだ場所です。
また、昔は今と比べ水量がずっと多く、洗濯の場所にもなっていました。
今は、山からの水が少なくなり見る影もありません。
新城文化館
私の母校、新城中学校です。校舎は建て替えられていますが、一部の建物は当時のままのものが残されていました。
中学校から豊川に向かって急な坂を降りていきます。
坂の途中にボートが置かれています。
以前あった山本ボート屋さん、先程のボートはこの店のものですね。
小学校の時に同級生がいました。
一級河川豊川に着きました。子供の頃は初夏から秋まで休みの日ごとに釣りや川遊びに来た場所です。
対岸の大きな岩場は、名前がつけられており「ドイツ岩」と読んでいました。
桜淵公園も観光としては廃れており、店として営業しているのは、このカトウボートと新城観光ホテルの2軒のみです。
カトウボート前の砂浜に降りました。秋になりヒドリガモの群れが来ています。
これから冬本番になれば、もっと増えます。
ヒドリガモの下に大きな真鯉が泳いでいます。
周りにも数匹の真鯉がいて餌を探しているようです。
カトウボートには、湧水池があり鯉や淡水魚が飼われています。
子供の頃は、餌を購入して与えるのが楽しみでした。
今日は、何も持参しませんでしたが、見ているだけでも鯉が集まってきました。
オイカワやウグイもいます。
豊川沿いに散策路がありますので上流に向かって歩きます。
赤い橋は、傘岩橋。対岸の岩壁は「ハチの巣岩」と名付けられています。
散策路にはヤマハッカが一杯咲いていました。
ハチの巣岩の言われのハチの巣のような模様
豊川の中でも水深の深い場所で、深い所では10mほどあります。
中学生までは、夏の間泳ぎに来ていて、この岩場の中段から飛び込んだことがあり、飛び込み水の中に沈んでいくと、その青黒い水の色に恐怖を感じました。
ヤマハッカ
傘岩橋と豊川(下流に向かって見ています。)
散策路から上の道路に上がるとカフェ「グロリアス」があり営業しています。
ちょうど喉も渇きましたので休憩します。
本当に小さな店で手作り感一杯、抹茶オーレを頼むとモーニングサービスも付いてきました。
豊川の緑いっぱいの木々の下で頂きます。
休憩後、傘岩橋を渡ります。昭和47年(1972年)8月に架橋された全長117mの吊り橋で人間と自転車のみの通行です。
架橋以前は、右岸と左岸を繋ぐのは船のみでした。
春の桜まつりの時のみ、この付近に無料で渡船が営業されて、子供ながらワクワクして乗りました。
橋の上から上流を見ています。中央構造線の断層が通っています。
橋の上から下流、遠くの山は本宮山789.3m
これも私の母校、旧新城高校
今は、新城高校と新城東高校が合併して、こんな格好いい名前になりました。
新城有教館高校 旧新城藩の藩校から付けられました。
狭い道を歩いて帰ります。街の中に観音堂がありお地蔵様が祀られています。
新城の町中を通り桜淵公園まで散歩でした。