東海自然歩道(三河大野ー巣山)を歩きました。その1(3月4日)
前日に急に思いつき、今まで歩いたことのない東海自然歩道の三河大野~巣山間を歩くことに。
コースは、三河大野駅に車を置き、国道151号の大野橋を渡り大野集落秋葉街道に入り、東海自然歩道を歩きます。
睦平で一般県道渋川鳳来線に一度出てすぐに右折して山へ入り、鉛山峠を越えて阿寺の七滝へ、急な山道を登ると巣山の集落に到着
帰りは、市営バス’Sバス秋葉七滝線’巣山バス停から南回りのルートで三河大野駅まで
歩行距離9kmほど、時間3時間程度
駐車したJR飯田線三河大野駅、駅前に10台ほどの駐車スペースがあります。
標高約94m
国道151号を南に進みます。
大野橋、宇連川を渡ります。この付近は大野頭首工の湛水区域
大野集落、国道は左に曲がり東栄町方面に、東海自然歩道は真っ直ぐに歩き、旧秋葉街道に入ります。
大正時代建設の旧銀行、鳳来館。おしゃれな美術展示と喫茶店
この交差点を左折
曲がってすぐの若松屋を右に
東海自然歩道は、案内看板がしっかりとあり迷うことなく歩けます。
東陽小学校前
この日は、朝は新城市で最低気温1℃、耳と手が冷たくなりましたので耳あてと手袋をはめます。
睦平までは舗装された市道を歩きます。
睦平手前の山伏峠、標高約160m
旧秋葉街道ですので古びた野仏が多く祀られています。
いくつもの野仏が地元の方によって掃除されているようです。
ホトケノザ
山里にも梅が咲きだす季節になりました。
一般県道渋川鳳来線、睦平集落に出ました。
少し東に県道を進みます。
この看板の所を右折して林道に入ります。
集落内を進むと白梅の良い香りが漂っていました。
県道から少し歩くと「不っ田の七滝」の看板がありました。
長年、新城市に住んでいますが、初めて聞く滝の名前です。
歩くと右手に滝が見えてきました。先はまだ長いですが寄って行きましょう。
先程の看板は「不っ田の七滝」と書かれていましたが、こののぼり旗は「福多大瀧」とあります。
どちらでも良いのかな?
この付近は、中央構造線が通っていて圧砕された岩盤が侵食されて滝が多くあります。
有名なところでは、「阿寺の七滝」「百間滝」があります。
滝を見たあと先に進みます。
横にも気になる案内看板があります。中央構造線睦平露頭
東海自然歩道は良く整備されていますが、完成して50年ほど経っていますので老朽化している場所も多く見かけられます。
特に木橋は、朽ちた木が多く渡るのに注意!!!
中央構造線睦平露頭は、ここを左折。東海自然歩道は右に上がって行きます。
見えてきました。真正面に見える岩が断層の露岩です。
写真中央の説明、黄色い線が断層
実際の露岩写真です。
この付近の中央構造線は南北にずれていて、食い違う高さは1000mほどとの事です。
実際に湯谷温泉の温泉源ボーリングコア1000m地点は、陸成の流紋岩で深く沈下したことを示しているそうです。
今回の東海自然歩道のルートは、何度も林道と出会います。
その都度、案内看板がありますので迷うことなく歩けます。
ここでも林道を歩いていってしまいそうですが、右に上がって行きます。
このルートの南に鉛山(461.7m)という山があります。
その登り口でしょうか?地元でも超マイナーな山で登った方も聞いたことがありません。
鉛山峠標高約370m、このルートの最高地点
たくさんの案内看板があります。
東海自然歩道を三河大野駅から巣山まで歩いています。
花のない時期ですので、黙々と歩いていきます。ここで休憩、汗を拭き水分補給とおやつ
この峠を降りると日本の滝100選に選ばれた「阿寺の七滝」があります。