夫が、「歩くと足の付け根が痛い。。」と言い出したのは、5月の連休前のこと。
歩いたり、立っている時に痛い。寝ている時と座っている時はなんともない。身体を前屈みにするとラクになる。。。。という。
3年前に、彼は盲腸炎をこじらせて手術して、3週間ほど入院した。
今回の突然の痛みは、彼的には、その手術の後遺症、あるいはどこか別のところに病気が発生したのではないか?と。
連休の合間に、近くの内科・泌尿器科、それに整形外科を受診して「どこも問題はない」と言われ、痛み止めをもらったものの、連休中痛みは治まらず。
連休明けに再度受診し、紹介状を書いてもらって、赤十字病院に検査に行った。
その日、普段持ち歩いているバッグが妙に重いので「何が入っているの?」と聞けば、「この前赤十字病院に検査に行ったら、そのまま入院だったから、入院してもいいように必要なものを入れてきた」と(!)。用意周到というか、心配性というか。。。
医師は「3年も前でしょう〜? いま頃症状が出てくるってことないよ」。
それでも、血液検査とCTを撮って、その日は終わり。
2週間後に出た検査結果は、数値に異常なし。
「CT画像を見ると、腸の中に便があちこちに残っていて、もしかしたら、歩いたり立ってる時にそれが動いて痛みが出ているのかも」(!?)
つまりは、便秘、ってことでしょうか。。。
彼はいつも”硬くてコロコロのウンチ”だそうで、ご本人は、「便秘かな?という気はしていた」と。。。何のこっちゃ!!だよ。
内臓の方は問題なし、でいいけど、股関節の痛みは(和らいできたものの)残っているようだ。
「脚の悪い人って、結構いるんだね〜」と、自分の具合が悪くなると、普段は気がつかない他の人が目につくらしい。
そういえば、最近、身の回りに、脊柱管狭窄とか座骨神経痛といった言葉をよく聞く。
元気にゴルフをやってた人が、脊柱管狭窄でドクターストップかかった、とか。痺れがずっと足先まである。とか。
もしかして、それかも?と思うものの、整形外科のレントゲン検査は異常なし。痺れはない。
スーパーの本屋で”脊柱管狭窄”が載ってる健康雑誌を買ったら、見ず知らずの女性が声をかけてきた。
「失礼ですが、今、”脊柱管狭窄”って書いた本をお持ちでしたよね?」
「実は、私も脊柱管狭窄で、ずっと痛くて病院に通ってるんですが良くならなくて。その本、ここで買われたんですか?」
あら〜。。。ホントに多いのね〜。。
股関節の痛みは慣れてきたのか、なんとか歩いて買い物に行けるようになり、病院でついでに食事相談もしてきて、栄養士さんからは「水分をたくさん取って」と「何でも食べていいですよ~」(何を食べてもいいの〜っ!?)
腸閉塞を起こした直後は食事制限が出るが、もう3年も経ってれば問題なし。ゴボウ、こんにゃく、ワカメ類、豆、コーヒー、揚げ物、サツマイモ。。。注意する食べ物が山ほどあって、これは一生続くのかと思ってたの。
これで、”トマト、ナス、キュウリは皮を剥いて”から解放されて、めでたしめでたし。
ひと騒動な5月でありました。