12日からの東京都の緊急事態宣言を前に、一昨日11日、西村大臣が営業時間や酒の提供停止を守らない居酒屋に対して「金融機関を通じて協力要請を頼みたい」という発言をした!?ビックリである(゚Д゚)
翌日金融機関への要請発言は取り消したが、居酒屋に酒類を卸している酒販業者に「営業している店に酒の販売を中止してほしい」という要請は未だ取り消しなし!さすがに卸売り団体が抗議を申し入れたようだが、この人は何考えているのだ!?💢これって権力をカサにきた”恫喝”って言うんじゃないの(平静に脅してるよね)?
コロナ感染で”夜の繁華街”と”居酒屋”が目の敵にされて2年近く。最初は”接待を伴う”店だったのが、感染拡大と共に”居酒屋”が狙い撃ち。
確かにね、大勢でお酒を飲んで、気持ちがハイになって、大声で喋ったり大騒ぎする人たちはいるよ。でもね、それはお店が悪いワケでなく騒ぐ個人の問題。多くのお店は最大限の努力をして感染予防に気をつけ、時短営業にも協力し、酒の提供も控え、ランチ営業や持ち帰りなどの努力をして必死の思いで営業を続けているのに、要請に反して営業し続けている一部の店を引き合いに全体の締め付けにかかってる!!政府のコロナ対策の無策の責任を居酒屋に押しつけているように見える。。。
一人で飲むBARもこの禁止事項に含まれるらしく、お酒が飲めないBARで、一体どうやって商売をしろっていうの!?である。想像力の欠如!それを生業としている人たちへの思いやり皆無!机上の空論と楽観的希望に基づいた無責任な上から目線!実情がまるで分かってない!
西村大臣のせいにしているけど、金融機関への要請なんて、首相が知らないワケないでしょう〜?と思っていたら、やっぱり!今日13日になって、金融機関への協力依頼する「事務連絡」文書が、8日付けで金融庁、財務省、経済産業省に出されていたことを、内閣官房が明らかにしたという(゚Д゚)。。。政府ぐるみの飲食店虐めだ!
※結局、13日になって、酒販業者への取引停止要請も取り消しになった。1週間足らずの間のドタバタ混乱ぶり。お粗末なんてもんじゃないっ!
来週22日からオリンピックが始まる。
思えば、一番最初に誘致したときの(当時の)アベ首相の「アンダーコントロールされている」という嘘にはじまり、エンブレムの盗用問題、新国立競技場のデザインの変更(誘致に関わる贈収疑惑もあった)、セクハラ発言での担当トップの交代・・・と、ゴタゴタ続きのオリンピック。直前まで観客動員に拘ってコロナ感染拡大を止めきれず(これも、「コロナに打ち勝った証としてのオリンピック」なんて大見得切って、念仏のように"安心安全"ばっかり繰り返すだけ)。最初の「復興五輪」という言葉はどこに行ったの??
”言霊(ことだま)”、という言葉がある。言葉は発した時点でその意味に魂が宿るという。真実のない言葉は、いずれメッキがはげて実態が暴かれる。今回のオリンピックは、まさに、言霊の逆襲のようだ。嘘と虚飾から始まり、実態から目を背けた大言壮語。。。オリンピックが近づくにつれて、IOCの金銭まみれの実態が(普通の人の目には)明らかになり。。。聖火リレーは、走らずトーチキスだけ。。もう、ショボショボ。
今思うのは、オリンピック後にある総選挙だ。アベ首相から始まった数々の疑念とゴタゴタを思い出して、政府がこのコロナ下にやってきたことをしっかり覚えておいて、投票には行こう!
オリンピックが無事に終わってコロナ感染が治まったら「みんな忘れちゃうから大丈夫!」とは絶対に思わせたくないッ。
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