izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

舞台、同窓会、美術展、そして講習会〜ほとんど月イチ日記〜

2019-10-15 10:46:03 | 日記・エッセイ・コラム

前回のブログから、あっと言うまに日が流れ、すでに10月も半分過ぎた。

この間、太極拳の師であった故三代一美先生の三回忌があったり、10月に入ってからは高校時代の友人の日本舞踊の舞台や(日本舞踊、見直しました!)、同じく高校の同窓会(高校卒業時は何故か?理数系クラスで、同級生は医師やら大学教授やら団体法人やNPO活動をやっていたりで、それぞれ元気に活躍中。久しぶりの再会だったけれど、まるで昨日の続きのようにお喋りできて楽しく「行って良かった!」)が立て続き、10月に入ってやっと終了間際の三菱1号館美術館「マリアノ・フォルチュ二〜織りなすデザイン展」に駆け込み。

 

マリアノ・フォルチュ二は、20世紀初頭に、女性の身体をコルセットから解放した革命的なドレス”デルフォス”(それに日本や中東の民族衣装からイメージしたカフタン風の上着)を生みだしたことで服飾界では著名なデザイナーであり、同時に画家・写真家・舞台芸術家である。

細かい細かいプリーツがたたまれたドレスは、コルセットで身体をしめつけて人工的なラインを見せてきた女性の衣装を、女性のボディの自然なフォルムそのままの美しさを見せることで、それまでの価値観を変換した。

薄いシルク生地全体を人の指先で丁寧に折りたたみ(確か卵の黄身、だったかな?)、それを重ねていってプリーツ(=襞)にして糊代わりの黄身を落として生地を拡げる(!)。。。薄くて軽いシルクだから、シルエットを整えるために裾やサイドに細かいビーズが重り代わりにあしらわれている(!)。。。。そんな綿密な作業から生まれた”デルフォス”は繊細で、見るからに着ていてラクそう〜、軽そう〜、美しい!人の手の作業だからプリーツも機械的でなくて不規則なところがまた手作業の温もりを感じるのだった。ため息が出ます。

 

 

そんなこんなで10月になり、昨日の「体育の日」は、ここ数年毎年行っている品川区戸越体育館での「体育の日無料講習会〜太極拳とストレッチ」の日。

土曜日に台風19号が関東を直撃で、週末の土曜・日曜は交通もストップして出られず(!)。。日曜になると、長野県から関東北部、福島に渡る広範囲で堤防決壊・川の氾濫・土砂災害等々がおきていたことが分かって、死者の人数が日々増えている。。。

 

なんとなく気分が上がらない月曜日ではあったが、戸越体育館には小雨が降る中10数名の参加者が来館して、2時間半の時間を経絡ストレッチと太極拳運動で過ごした。

週末の台風の影響でほとんど3日間、外に出かけられずにいたせいか、皆さん身体を動かしたい!という気持ちがあったよう。身体の奥から伸ばして、深く呼吸して、ちょっと頑張って太極拳の下勢独立などで股関節回りを緩めてほぐして、「気持ち良かったです!」「ここではいつもやってないの?」という声をいただいてスッキリした午後でした。

 

 

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